試合会場レポート

<要約レポート>

第１セット、川井、若浦のアタックが面白いように決まるシーガルス、25-17とデンソー・エアリービーズを圧倒した。第２セットにはいるとデンソーも井上、藤田らの攻撃で必死に追いすがるが、川井、若浦に加え森の決定力も増したシーガルスに25-22と押し切られた。第３セット、エース昔農の活躍でようやく調子の上がってきたデンソーが、終盤キャプテン野村の連続ブロックポイントで追いすがるシーガルスに手を焼きながらも25-22と突き放した。第４セット、レシーブのあがりだしたデンソー、優位に試合を進めていたが、中盤の勝負所でスパイクミスを連発してしまいシーガルスに立ち直るきっかけを与えてしまった。終盤21-21までは互角の攻防に会場も沸いたが最後は神蔵のブロックなどでシーガルスが逃げ切った。
粘りのあるレシーブと、決して打ち下ろさず、時としてプッシュを織り交ぜ強弱をうまく生かしたアタックで攻めるシーガルスに、善戦しながらも勝負所でミスの出てしまったデンソー、この辺に勝敗の分かれ目があった。勝ったシーガルスには５勝４敗と勝ち星が先行する後半戦幸先の良いスタートとなった。