試合会場レポート

<要約レポート>

第10回Vリーグ第1週茂原大会は、前回のVリーグ３位の東レ・アローズとV１リーグから昇格し意気の上がる地元茂原アルカスの対戦となったが、大山、荒木、アダムスとスパイクの強い長身選手をそろえた東レが、試合序盤で固くなったもののついに３?２で茂原を下した。

第1セット序盤で東レに固さが見えたところを茂原が攻めたが、東レは相手のミスに乗じて２５?２３でこのセットを先取した。第2セットに入ってもミスの多い東レに対し、テンポの早い攻撃でリードを保った茂原はそのまま第2セットを取った。第3セットも東レは今ひとつ調子が出ず、茂原辻が繰り出すコンビ攻撃に苦しめられたが、後半冨田、アダムス、大山などのスパイクが決まり２５‐２０で取り返した。第４セットは茂原が狩野のブロックなどで先行し、そのまま吉田、西村の攻撃で東レを翻弄し２５?１６でフルセットに持ち込んた。最終セットは中盤から大山のスパイク、冨田のブロックをきっかけに東レが３点リードし、ついにスパイクが決まりだした大山とアダムスのスパイクポイントで押し切った。