試合会場レポート

<要約レポート>

ホームゲームも３日目。デンソー・エアリービーズは、本拠地西尾市で、昨年度１勝１敗で対戦を終えたシーガルズとの戦いを、地元の大声援に応えて逆転勝利し、ホームゲームを２勝１敗とした。
第１セット、シーガルズは、若浦のアタックで８：８と同点とすると、その後も若浦のブロック得点等で12：８と５点のリード。デンソーは12：19でセッターを横山から温水に代えて流れを変えようとするが、得点源の若浦がバックプレーヤーのために思うような攻撃ができず、フォローミスも重なり８点差を付けられて、このセットを終える。第１セットはシーガルズのブロック得点７（森４本，若浦２本，川井１本）に対し、デンソーは１点（岡野）とブロック得点差がそのまま出たセットだった。（全セットでシーガルス16本，デンソー４本）
第２セットは、デンソーはセッター温水をスタメン起用。細田に代えた草深の活躍で先に24：22とセットポイントを奪うが、シーガルズも山口のアタックで同点とすると、最後も山口が決めて２セットを連取した。
第３セット、デンソーは、16：14と２点差を付け、テクニカルタイムアウトとするが、シーガルズ岡野のライト側へブロード攻撃を要求する早いトス回しにデンソーのブロックが度々一人になり、ジュースに持ち込まれる。しかし後のないデンソーはここでよく踏ん張り、岡野の連続得点でこのセットを奪った。
第４セットをデンソー草深、岡野の踏ん張りで奪い振り出しに戻した最終セットは、地元からの大声援で後押しされたデンソーが終始リードを奪い、15：８で勝利をものにした。