試合会場レポート

<要約レポート>

　４強入りの当面のライバルである久光製薬・スプリングスの第１試合での勝利を確認し、ホームゲーム２連勝としておきたいデンソー・エアリービーズと、入替戦への出場を逃れるためにも勝ち星を増やしておきたい東レ・アローズとの戦い。
第１セット、デンソーはセッター横山のコート幅を使った戦い方に対し、東レは大山加奈のバックアタックを織り交ぜた戦いを展開する。結果はデンソーが20：20から上田の２本のブロック得点を含む５連続得点で難なく先取する。
第２セット、デンソーは５：８とリードされたところでセッターを横山から温水に交代し、16：19で横山に戻してリズムを変えたいと願うが、東レが徐々に差を広げセットカウント１：１とする。第３セットを一方的に失ったデンソーは、後のない第４セット序盤から細田、岡野の踏ん張りでリズムを取り戻し、セットイーブンに持ち込む。
大山加奈のアタックを渡部がブロックシャットして始まった勝負のかかった最終セット、デンソーが４連続得点を上げリードする。７：６と詰め寄られたところでセッターを横山から温水に交代、温水のツーアタックでマッチポイントを奪うと、最後は上田がアタックで勝利を決めた。