試合会場レポート

<要約レポート>

　現在２位のジェイテクトSTINGSが８位のFC東京をホームに迎えての一戦は、会場に詰めかけた多くのファンの大歓声を受けたジェイテクトがストレートで勝利した。
　第１セット、ジェイテクトは西田とカジースキの高さとパワーを生かしたアタック、サーブで点差を広げていく。対するFC東京は佐藤、手塚、迫田のアタックで反撃するが、ジェイテクトのセッター中根が的を絞らせないトス回しで得点を重ね、セットを先取する。
　第２セット、ジェイテクトがカジースキ、浅野のブロックで良いスタートを切ったが、FC東京も迫田が３本のアタックを決め、逆転してファーストテクニカルタイムアウトを迎える。その後は一進一退の展開が続きセカンドテクニカルタイムアウトもFC東京の１点リードで迎えた。互角の勝負となったこのセットだが、終盤ジェイテクトは西田にトスを集め逆転し、セットを連取した。
　第３セット、後の無いFC東京は小田嶋をスタメンに起用。小田嶋はサーブやクイックを決める活躍を見せた。しかしジェイテクトに傾いた流れは止まらず、カジースキ、西田の攻撃が冴え25－17でセットをものにし勝利した。
　この試合、ジェイテクトの饒が要所でアタック、ブロックを決め、勝利に貢献した。また、前日に20歳の誕生日を迎えた西田が大車輪の活躍だった。