試合会場レポート

<要約レポート>

　３位のルートインホテルズブリリアントアリーズと６位の大野石油広島オイラーズとの一戦。レギュラーラウンドも折り返しに入り、共に上位を狙うためにも負けられない試合。
　第１セット、ルートイン平野と大野石油・斉藤が、レフトから高い打点で打ち合い、点を取り合った。20点過ぎまでもつれたが、ルートイン岸村がセンターから決め、先取した。
　第２セットも点を取り合い、お互いに一歩も引かない展開に。大野石油・北川が移動攻撃で効果的に点を取るが、ルートイン岸村がセンターから速い攻撃で３点取って突き放し、セットを連取した。
　第３セット、ルートインのセッター佐々木が巧みなトスを出し、多彩な攻撃で相手を翻弄した。対する大野石油は、斉藤と中田がレフトからの強いスパイクで点を重ねていった。最後は斉藤が決め、大野石油がセットを取り返した。
　第４セット、ルートイン平岡が緩急のあるスパイクを打ち、相手を苦しめた。大野石油は中盤５点差をつけられ、先にマッチポイントを取られるが、そこから驚異的な粘りを見せ、最後は28－26で逆転し、このセットを連取した。
　第５セット、ルートイン平岡や岸村の攻撃で、優位にゲームを進めていき、最後は綱田がセンターから決め、３－２で勝利した。