試合会場レポート

<要約レポート>

　開幕３連勝と波に乗り、ホームゲームでも連勝を収めたいJAぎふリオレーナと、昨日の激闘の勢いそのままに、連勝したいプレステージ・インターナショナルアランマーレとの一戦。
　第１セット、セカンドテクニカルタイムアウトまで拮抗したゲーム展開となる。先発した選手が両チームともセッターを除いて得点し、総力戦を繰り広げた。アランマーレは木村のサーブを起点に21-21とし、そのままの勢いで連続得点を決め、最後は柳沢がブロックを決めて先取した。
　第２セット、菅原の２連続サービスエースもあり、アランマーレがファーストテクニカルタイムアウトを先行して迎える。ここからJAぎふは本間が奮起し、必死に追い上げを図る。互いに譲らず、20点以降、JAぎふが本間を核に得点するも、アランマーレは木村の力強いアタックで２連続得点、榎本のサービスエースで連取した。
　第３セットは序盤から激しい点の取り合いとなる。アランマーレは小泉、榎本、木村が確実に得点を重ね、JAぎふは齊藤、栁沼を投入し、追い上げを図る。手に汗握る展開の中、アランマーレに新加入した尾花がブロックを決め、熱戦を締めくくり、３連勝を飾った。
　会場内にはコート内外の選手の声が大きく、鋭く響き、互いの堅い守りを打ち破ろうと、意地と技がぶつかり合う好ゲームであった。