試合会場レポート

<要約レポート>

　リモートマッチ開催となりましたが、ホームでの地の利を生かし、上位チームから勝利を収めたいJAぎふリオレーナと、破竹の９連勝で暫定首位を快走するルートインホテルズブリリアントアリーズの一戦。
　第１セット、序盤は４‐０とルートインが好スタートを切る。その後JAぎふは宮井のアタックで追い上げるが、ルートインは平原のアタックや村山のブロック、そして終盤の６連続得点もあり、セットを先取した。
　第２セットはスタートからJAぎふが主導権を握る。しかしルートインは落ち着いてゲームを組み立て、岸村のアタックで追撃し逆転。岩本、横田のブロックでJAぎふの反撃の芽を摘み、ルートインがセットを連取した。
　第３セット、後がなくなったJAぎふはルートインに先行されつつも簡単には引き離されず、13‐12と逆転に成功。岩永、齊藤を投入し、さらに勢いを付ける。終盤は山本、宮井、野村のアタックやブロックで得点を重ね、最後は本間がブロックを決め、JAぎふがセットを取り返した。
　第４セット、激しい点の取り合いとなる。JAぎふは11‐10から投入された井上が粘り強いブロックやアタック、サービスエースでチームを鼓舞。20点以降の競り合いはJAぎふが持ち前の粘り強さを発揮し、宮井、柳沼が期待に応えてセットを連取した。
　第５セットは序盤から互いに譲らず、手に汗握る展開が続く。終盤、JAぎふが13‐10でリードするが、ルートインがそこからブロック等の連続得点で14‐13と逆転し、最後は富澤がアタックを決め、ルートインが勝利した。