試合会場レポート

<要約レポート>

　５位のデンソーエアリービーズが、８位の日立Astemoリヴァーレをホームに迎えての一戦はフルセットの末、デンソーが勝利した。
　第１セット、序盤は両チームともサイドからの攻撃を中心に、デンソーはアコスタ、東谷が、日立Astemoは長内、オクム大庭が決め合う。日立Astemoは、11‐17から野中のブロック２本と渡邊のアタックで３連続得点とするが、デンソーは攻守がかみ合い、セットを奪取する。
　第２セット、日立Astemoはレシーブで粘り、タップのクイックやブロックでリードする。デンソーは中元の得点などで中盤に追いつくが、日立Astemoはサーブレシーブの精度を上げ、クイック攻撃を織り交ぜることで点差を広げ、最後は上坂のアタックでセットを奪い返した。
　第３セット、日立Astemoはオクム大庭が連続でサービスエースを決めるなど、前のセットの勢いのままリードを奪う。対するデンソーはメンバーチェンジで流れを変え、一時は１点差まで詰め寄るが、一歩及ばず日立Astemoがセットカウント２‐１とした。
　第４セット、デンソーはスタートから起用された兵頭が活躍し、ファーストテクニカルタイムアウトを迎える。その後も工藤、中元が得点を重ね、フルセットに持ち込んだ。日立Astemoもタップのクイックで得点を重ねるが、デンソーの勢いを止めることはできなかった。
　第５セット、デンソーはスタートから中元がサーブで攻め、麻野がブロックを決めるなど、一気に７‐０とする。日立Astemoもタップや渡邊のブロード攻撃で点差を縮めるが、最後はデンソーの工藤がアタックを決め、試合を締めくくった。