試合会場レポート

<要約レポート>

　今シーズン初のホームゲームとなったフォレストリーヴズ熊本は，大野石油広島オイラーズと大接戦を繰り広げたが，自力に勝る大野石油に勝つことはできなかった。
　第1セットは互角の立ち上がりとなったが，中盤に熊本の入江，白岩らの連続得点で一時は16-12とリードした。しかし，大野石油はミドルブロッカー増田のブロックやブロードスパイクなどで18-17と逆転した。大野石油はセッター宮澤のトスワークで熊本の守りを崩し，25-22でセットを取った。
　第2セット，大野石油は怪我でコートを離れた島田に代わったサイドアタッカー濵田やミドルブロッカー駒田らの活躍で9―2とリードした。熊本は川口，白岩にボールを集め，試合は一進一退の攻防が続いた。しかし，大野石油はリベロの土岡の好守備からリズムの良い攻撃で危なげなくこのセットも取った。
　第3セットは熊本のセッター萩原の巧みなトスから，白岩や入江が得点を重ね，19-15とリードした。しかし，大野石油はここから駒田とキャプテン山内が4連続得点で同点に追いつくと，最後は増田のブロックで25-22逆転の勝利を掴み取った。