試合会場レポート

<要約レポート>

　トヨタ自動車サンホークス対きんでんトリニティーブリッツの試合はトヨタ自動車が勝利した。トヨタ自動車は最後までディフェンスが崩れなかったのとセッター山岡の丁寧なトスワークが勝因につながった。
　第１セット、立ちあがりからお互い１点ずつを取り合うシーソーゲーム。トヨタ自動車は西村・平野、きんでんは小林・岡本が得点を重ねていく。試合が動いたのは14対11の場面で、トヨタ自動車が相手のミスで４連続得点を奪い18対11とリードを広げると、このままこのセットを先取する。
　第２セット、トヨタ自動車は序盤から西村・平野のスパイクなどで連続得点を重ね11対５と大きくリードする。対するきんでんは庄司にボールを集め自分達のリズムを徐々に取り戻していく。きんでんは16対22の場面で３連続得点を奪うなど粘りをみせたものの、最後はトヨタ自動車・吉岡のスパイクが決まりこのセットを連取する。
　第３セット、後のなくなったきんでんは、岡本・井山が気を吐き得点を重ねていく。また終盤で２枚代えのメンバーチェンジを行い攻撃的な采配で同点に追いつくなどベンチワークが光った。20対20の場面からお互いに１点ずつを取り合う展開となり、きんでんは庄司にボールを集め、トヨタ自動車は西村・平野・吉岡がそれぞれ得点を重ね、最後はトヨタ自動車が相手のミスを誘いこの試合に勝利した。