試合会場レポート

<要約レポート>

　第１セット警視庁・平原のサービスエースでゲームが始まると、富士通・谷平もサービスエースを取り、次のサーブでは警視庁のレシーブが乱れたところを浅野のダイレクトスパイクで連続得点する。強力なサーブ戦で一進一退で中盤を迎える。長谷山の巧みなトス回しで連続得点で点差を広げるも、警視庁のブロックが光りその差を縮めていく。逃げ切りたい富士通は浅野に代わって入った角が攻守で活躍し、セットを取った。
　第２セット、富士通は角をそのまま残し、岡村、後藤を投入した。序盤は一進一退で進むが、中盤流れを掴んだのは警視庁。齋藤、河西、平原の攻撃で富士通を引き離し、２回目のテクニカルタイムアウトを迎える。終盤、富士通は20点を目前に同点に追いつくも、齋藤、阿部の２枚ブロックにはばまれ、警視庁がこのセットを奪い返した。
　第３セット、警視庁は攻撃に緩急を付け富士通を翻弄し、序盤はリードした。富士通は相手の高いブロックを意識した丁寧な攻守で同点に追いつき、そのまま終盤を迎えた。富士通・長谷山のサーブで相手を崩し、柳田、谷平の連続得点で引き離しこのセットを取り返した。
　第４セット、警視庁のセッター伊藤のトスワークが光り、連続得点し、リードを保って中盤を迎えた。しかし富士通・浅野が高いブロックに角度、高さ、速さで対応し、柳田がバックから鋭いスパイクを打ち込み逆転に成功し、勢いそのままに勝利した。