試合会場レポート

<要約レポート>

　昨日の悪い流れを断ち切って、ホームゲームでの連敗を阻止したい５位久光スプリングスと、連勝を伸ばして上位に迫りたい４位埼玉上尾メディックスの一戦。
　第１セット、濱松を先発で起用した久光は、その濱松の速攻とブロード攻撃で一気にリードを広げると、サーブでもショートサーブを多用し埼玉上尾のレシーブを揺さぶる。埼玉上尾もロゾにボールを集めて粘りを見せるが、久光に傾いた試合の流れを止めることはできず、荒木のセンター攻撃やブロックも決まり久光がそのままセットを先取した。
　第２セット、久光は濱松、荒木のセンターラインから攻めつつ、ファンヘッケがプッシュ、強打と攻撃を決め、最後まで安定した試合運びでセットを連取した。
　第３セット、後のなくなった埼玉上尾は、ロゾのサイド攻撃や青柳、サンティアゴの速攻で流れを変えようとする。しかし、久光はセッター栄が巧みトス回しで攻撃を組み立て得点を重ねると、ディフェンス面でも最後まで攻め続け、ストレートで勝利した。
　昨日、久光は埼玉上尾の堅いレシーブに苦しめられたが、今日はフェイントやショートサーブで相手レシーブを乱すなど、対策を講じて見事勝利した。