試合会場レポート

<要約レポート>

　現在３位の堺ブレイザーズとホームで意地を見せたい大分三好ヴァイセアドラーとの試合。
　第１セット、ゲーム開始直後より堺は２番・樋口の目が覚めるようなブロックが決まると、セッター深津のボールを散らばせたトスワークで攻撃陣を自在に操りじりじりと点差を広げていく。終盤以降もバーノンの緩急をつけたサーブが連続して決まるなど大分三好を寄せつけず、25－13でセットを先取する。
　第２セット、目が覚めた大分三好は試合早々の長いラリーをモゲニのライトからのアタックで物にすると終盤まで互角の戦いとなった。しかし要所での決定力が上回る堺は最後、バーノンの強烈なアタックが大分三好の３枚ブロックを突き破りセットを連取する。
　第３セット、後がない大分三好はこのセットより山田を先発に起用し巻き返しを図る。中盤までは激しい撃ち合いとなるが大分三好は堺の攻撃陣を止めることが出来ず、じわじわと点差を引き離される。堺は最後、地元・大分出身の高野のスパイクが決まり、ストレートで勝利。全ての歯車が噛み合い快勝した堺は、敵地で嬉しい16勝目をあげた。