試合会場レポート

<要約レポート>

　首位でのファイナルシリーズ進出のために負けられないプレステージ・インターナショナルアランマーレと、４連勝中で勢いにのるフォレストリーヴズ熊本との一戦。
　第１セット、序盤から互いに譲らず、熊本・入江が決めればアランマーレは伊藤で取り返す。中盤、アランマーレ前田のブロックやスパイクが連続で決まり始め、均衡が崩れる。流れをつかんだアランマーレは勢いそのままに、第１セットを取りきる。
　第２セット、熊本が浜崎のサーブなどで一気に５得点を奪い、スタートダッシュを決める。我慢の時間が続くアランマーレは、伊藤の活躍で少しずつ点差を縮める。16‐16で熊本に追いつくと、有村の滞空時間の長いバックアタックで一気に突き放しにかかる。熊本も岡田を中心に粘りのレシーブを見せるが一歩届かず、アランマーレがセットを連取する。
　第３セット、アランマーレのブロックが機能し始め、熊本のスパイクを自由に決めさせない。かたや熊本も固いレシーブを見せ、長いラリーの応酬となる。終盤、アランマーレは石橋のトスワークが冴え岡村、菅原の速い攻撃で熊本を翻弄する。熊本は最後の最後まで粘りを見せるが、アランマーレが有村のスパイクで試合を決めた。