試合会場レポート

<要約レポート>

　２位のサフィルヴァ北海道と９位大同特殊鋼レッドスターの一戦。
　第１セット、サフィルヴァは郡が序盤からアタックで得点を重ねる。対する大同特殊鋼は、寺尾や大坪にトスを集めるが、サフィルヴァの堅いブロックに阻まれ苦しい展開となる。サフィルヴァは中盤、小森のアタックなどで６連続得点しリードを広げると、最後は阿部がレフトから強打を決め、セットを先取した。
　第２セット、流れを変えたい大同特殊鋼は三渡、二五田をスターティングメンバーに起用する。その二五田がサーブで相手を崩すと、大坪がダイレクトでアタックを決めるなど、先行して試合を進める。追い上げるサフィルヴァは陳にボールを集め、中盤に追いつくと、奥田のクイックが効果的に決まりセットを連取した。このセット、大同特殊鋼は速いトス回しでブロックに的を絞らせない攻撃を繰り広げたが、サフィルヴァの高い攻撃力の前に一歩及ばなかった。
　第３セット、後のなくなった大同特殊鋼は、大坪、二五田、寺尾がアタックを決め、シーソーゲームとなる。中盤以降、サフィルヴァが流れを作るものの、大同特殊鋼も粘り、終盤は三渡の活躍で追い上げる。最後はサフィルヴァの小森がレフトからブロックをものともしないアタックを決め、ストレートで勝利した。