試合会場レポート

<要約レポート>

　第１セット、立ち上がりは一進一退の攻防となる。その後、つくばユナイテッドSunGAIAのレシーブが崩れると、富士通カワサキレッドスピリッツは谷平にボールを集めて得点し、リードを奪う。富士通は効果的なサーブでつくばのディフェンスを崩し、トスを振ることで得点を重ねる。つくばも離されないよう、架谷、十文字のスパイクと粘りあるプレーで追いかけるが、富士通は最後まで崩れることなくセットを先取した。
　第２セット、序盤に流れを掴んだのは富士通。第１セットの流れを崩すことなく得点する。つくばは流れを変えようとセッターを于から石川に代え、この試合が230試合出場のメモリアルとなる瀧澤のサービスエースで反撃を見せる。しかし、セッター江藤の多彩なトスワークで的を絞らせず、つくばの反撃を阻んだ富士通が終始リードを守り、セットを連取した。
　第３セットもスタートから富士通の勢いは止まらず、連続得点でリードする。追いつきたいつくばであるが、レシーブミスやサーブミスでリズムを掴むことができない。勢いに乗る富士通は粘りのあるレシーブ、江藤のトスワークで確実に得点を上げ、リードを広げる。最後は柳田がスパイクを決め、ストレートで富士通が勝利した。