試合会場レポート

<要約レポート>

　福岡市でのホームゲームとなる10位福岡ウイニングスピリッツと、5位トヨタモビリティ東京スパークルの一戦。
　トヨタモビリティ紅林、福岡WS山下、馬渡の打ち合いで幕を開けた第１セットは、両チーム一歩も譲らず、中盤まで一進一退のサイドアウトが続く。福岡WSは日車のサーブ時に一歩リードするが、トヨタモビリティも浅川、東のアタックと岩阪のブロックで追いつく。そのままデュースとなり、福岡WSは馬渡が強烈なバックアタックを決めるが、トヨタモビリティは東、紅林が確実にアタックを決め、セットを先取した。
　続く第２セット、勢いにのったトヨタモビリティは、福岡WSのミスも続いて、４連続ブレイクでリードする。福岡WSも一時は同点に追いつくが、紅林にボールを集めたトヨタモビリティが逃げ切ってセットを連取した。
　第３セット、後のなくなった福岡WSは序盤リードを許しながらも、平嶋の速攻を交えながら得点を重ね、調子の上がってきた日車にボールを集めて粘りを見せ、デュースに持ち込む。その後も、日車と馬渡のバックアタックを中心に攻める福岡WSであったが、トヨタモビリティも紅林が確実に攻撃を決めて流れを渡さず、最後は東がアタックを決めて、熱戦に終止符を打った。