試合会場レポート

<要約レポート>

　昨日に続きVC長野トライデンツが、長野県松本市にJTサンダーズ広島を迎えての一戦。
　第１セット、立ち上がりは両チームともにリズムをつかむことができなかったが、VC長野・下川の広告ボードに激突しながらのプレーからVC長野が流れに乗る。その後も下川やJT広島・西村の好レシーブが続き息をのむ展開となった。VC長野は藤原、波佐間を、JT広島は江、ラッセルを軸に攻撃をするが、気迫に勝るVC長野が中野のアタックでこのセットを25‐21でものにした。
　第２セット序盤、新井にボールを集めるJT広島に、VC長野は中野、藤原で対抗。もつれた展開となる。中盤から江と途中出場の山本で得点を重ねるJT広島だが、VC長野・下川はトスを振りわけて相手ブロックに的を絞らせず、このセットもVC長野が25‐22でとった。
　第３セット、JT広島の江、ラッセルが確実に得点し一方的な展開になる。VC長野は中村、中野が踏ん張るが、最後はJT広島・安永が２連続ブロックポイントし、25‐15でこのセットを奪った。
　第４セット、JT広島は江の強打、三輪の速攻でリードを広げる。VC長野は途中交代の矢貫や中野、中村の攻撃で追いすがるが、最後は新井が確実にアタックを決め、このセットもJT広島がとり、セットカウントを２‐２とした。
　第５セット、JT広島ラッセル、江とVC長野・中野、藤原の打ち合いとなったが、攻撃力に勝るJT広島が終盤４連続得点し試合を決めた。