試合会場レポート

<要約レポート>

　天皇杯後、ここから勢いをつけていきたい東レアローズが、東京グレートベアーズをホームに迎えての一戦。
　第１セット、東京GBがアラウ－ジョ、亀山のスパイク、柳田のサービスエースで試合を優位に運ぶ。東レもパダルのスパイク、富田のブロックで応戦。中盤、東レ小澤の技ありのハーフスパイクから試合の流れを引き戻す。終盤、東京GBアラウージョが怪我でコートを離れるも最後は柳田がスパイクを決め第１セットを先取。
　第２セット、序盤から互いに譲らぬ展開。東レ高橋のスパイク、ブロックから流れを掴みかけたが、東京GBも柳田、武藤のスパイクで反撃し、一進一退の攻防が続く。21‐20で東京GBの柳田がサービスエースで突き放し、このセットを連取。
　第３セット、後がない東レは代わった米山がスパイク、レシーブでチームを鼓舞。要所でパダルがスパイクを決め、じわじわとリードを広げる。一方、東京GBの武藤が怪我で離脱し、主力を欠く中で山田、柳田のスパイクで応戦し、24‐24に持ち込む。しかし、最後は東レが反撃を抑えセットを奪い返した。
　第４セットも両チームの好守から激しいスパイクが撃ち込まれる、両者一歩も譲らぬ展開。中盤、東レの西本がクイック、ブロックで流れを引き込むと高橋、富田、パダルが連続ブロックで突き放す。しかし東京GBも終盤に柳町、星野のスパイクで同点に追い付き、第３セットに続き24‐24のデュースにする。最後は東レ・パダルが決めフルセットに持ち込む。
　第５セット、序盤から東レ高橋、パダルの連続ブロック、富田のサービスエースで連続得点のスタート。東京GBも途中交代の戸嵜がスパイクで応戦するも、終始優位に試合を進めた東レが、最後はパダルのブロックで激闘を制した。