試合会場レポート

<要約レポート>

　昨日の開幕戦を落とし勝利が欲しい群馬グリーンウイングスと、本日が初戦となるフォレストリーヴズ熊本との対戦。
　第１セット、１点ずつ取り合う展開が中盤まで続く。群馬のセッター松尾は速いトスでアタッカーを操り、熊本のセッター向井はネットの幅一杯を使った攻めで応酬する。17‐16と群馬１点リードから目黒が連続でスパイクを決めて抜けだすと、群馬は終盤のメンバーチェンジも奏功し、最後は藤井の強打でセットを先取する。　
　第２セット、群馬が目黒のスパイクとブロックで先行するが、熊本も安田のスパイクで１点差に迫る。中盤は両チームとも好レシーブから手に汗握る激しい戦いとなり、群馬は白岩、熊本は近藤、入江がスパイクを決めてどちらも譲らない。一進一退の攻防が続くなか、向井のブロックからブレイクポイントを重ねて抜け出した熊本が川口のスパイクと安田のブロックポイントでセットを奪い返す。
　第３セット、群馬が藤井のスパイクでリードするが、熊本も入江のスパイクで応戦する。中盤、熊本は川口のブロックと新谷のサービスエースなどで４点連取するが、群馬は小林、白岩のスパイクで５連続得点して熊本を突き放し、最後も白岩のライトからのスパイクでこのセットを取る。
　第４セット序盤は、点の取り合いから、藤井のスパイクで長いラリーを制した群馬のペースとなり、白岩のスパイクでリードを広げた。中盤では交代で入った群馬ハンタヴァがブロックとスパイクを決める。終盤、熊本は入江がスパイクを決めるが、群馬は角谷の好トスから目黒がスパイクを決め、最後は安福がブロード攻撃を決めて３‐１で勝利した。