試合会場レポート

<要約レポート>

　第１セット、ルートインホテルズブリリアントアリーズはスタートから攻め、中田のアタック、そして組織的なブロックでJAぎふの攻撃を阻む。JAぎふリオレーナは水野が奮起し食い下がるものの序盤からの勢いをそのままにルートインがセットを先取した。
　第２セットもルートインは村山を核に攻撃を組み立て、着実にリードを重ねる。JAぎふは粘り強く守り、攻め、14－15からリリーフサーバーで投入された唐川を起点にリズムを整えて逆転に成功。ルートインのその後の猛追もJAぎふは高石、石倉のアタックでしのぎ、最後は梅田のアタック、サービスエースの連続得点でセットを取り返した。
　第３セットは中盤まで互角の戦いが展開される。18－14から逃げ切りを図りたいJAぎふに対し、ルートインがここから猛攻を仕掛けて追いつき、最後は６連続得点でセットを取った。
　会場内の熱気も最高潮となった第４セット、互いに譲らない両チームの戦いはデュースにもつれ込む戦いとなったが高石、梅田が得点をつなぎ、最後は水野のアタック、塩崎のブロックで締めくくったJAぎふがセットを奪い、勝負は最終セットへ。
　第５セット、先発選手が全員得点したJAぎふが大声援の中でプレー。岐阜県出身の梅田がマッチポイントをもぎとり、JAぎふが大熱戦に勝利した。JAぎふはホームゲーム最終戦を勝利で飾って４連勝を収め、チームスローガン「突破」のごとく、これからの戦いに勢いをつけた一戦であった。