試合会場レポート

<要約レポート>

　昨日の勝利に続いて１位をキープしたい倉敷アブレイズと連敗を止めたいヴィアティン三重の一戦。
　ヴィアティンの水谷の効果的なサーブから山下の連続得点で幕を開けた第１セット、その後も浅川、草深のスパイクによる４連続ブレイクでヴィアティンが序盤からリードする展開となったが、中盤から谷田、劉美の連続得点で倉敷がブレイクを積み重ね、終盤に逆転するが、ヴィアティンも粘りを見せてデュースにもつれ込む熱戦となった。30点を超える攻防が続いたが、最後は劉美と田部の連続得点で倉敷が逃げ切り、セットを先取した。
　続く第２セット、倉敷は第１セットの接戦を勝ち取った流れのまま、セッター大島を中心に谷田、藤原のスパイクが炸裂し、攻守ともに安定した倉敷がそのまま逃げ切って連取した。
　あとの無くなったヴィアティンは、第３セット序盤から水谷、山下の効果的なサーブから攻撃の流れを掴み、終盤の黒川のサーブから倉敷のミスを誘って、セットを奪い返した。
　第４セット、序盤は草深のサーブから川釣のスパイクが連続で決まり、ヴィアティンがリードする展開となったが、中盤以降は倉敷のレシーブの粘りと劉美の高いブロックによる連続得点で徐々にリズムを取り戻し、藤原と大島の効果的なサーブ時に一気に逆転した倉敷が、そのまま逃げ切って勝利して開幕６連勝を飾った。