試合会場レポート

<要約レポート>

　現在２位で逆転首位を狙う倉敷アブレイズと今シーズン１勝が遠いヴィアティン三重の対戦。
　第１セット、倉敷は谷口、矢野のアタック、劉美のブロックで先行する。対するヴィアティンは、川釣、長田のアタック、水谷のブロックで追い上げる。中盤、倉敷は矢野のアタック、谷口のサービスエースでリードを広げる。終盤、山下、水谷のアタック長田のサービスエースで得点するヴィアティンに対し、倉敷は、矢野、劉美、辻のアタックでリードを広げ、セットを先取した。
　第２セットも谷口のブロック、大島のツーアタックで倉敷が先行する。ヴィアティンは、近藤のアタックで追い上げるが、倉敷は、田部のアタック、劉美のサービスエースでリードする。テクニカルタイムアウトまでに12－５と大きくリードした倉敷は中盤に入っても、田部、平岡、劉美のアタックでリードを広げる。ヴィアティンは近藤がアタックを決めるが、倉敷は畑、藤原がアタックを決めてセットを連取した。
　第３セット、序盤は一進一退の攻防となる。倉敷は途中交代で入った谷田のアタックで抜け出すが、ヴィアティンも草深、近藤のアタックで得点する。中盤、倉敷は、谷田、田部のアタックでリードすると、その後も劉美、田部のアタックでリードを広げる。後半、ヴィアティンは、近藤、山下、浅川のアタック、林のブロックで追い上げ、浅川のサービスエースで逆転に成功する。最後までもつれたセットはヴィアティンが取った。
　第４セットは、草深のアタック、山下のブロックでヴィアティンが先行する。その後も近藤、山下のアタックなどでヴィアティンが14－５と大きくリードする。倉敷は、矢野、平岡、谷口のアタックで猛追し、19－19と追いつく。最後は矢野がアタックを決めて、倉敷がシーソーゲームとなったこのセットを取り、試合に勝利した。