試合会場レポート

<要約レポート>

　開幕戦を制し、気持ちのよいスタートを切ったトヨタ自動車サンホークスと、昨日の雪辱を果たしたい埼玉アザレアとの一戦。
　第１セット、序盤から１点を取り合う展開。埼玉の高が打点の高いアタックで点を重ねると、トヨタ自動車も吉岡と川端下で攻撃する。終盤までもつれたが、埼玉は森田のレフトからのスパイクと赤川のブロックで抜け出し、このセットを先取した。
　第２セット、このセットも１点を取り合い、サイドアウトを繰り返す。トヨタ自動車は平野の速い攻撃や西村の攻撃が効果的に決まるも、埼玉も高のフロントとバックからの攻撃が決まってお互いに譲らない。22－22から埼玉の筒井のサーブが決まり、最後は高が決めて連取した。
　第３セット、何とかしたいトヨタ自動車は、石黒のブロックや速い攻撃、西村のサーブが決まり、12－６と大きくリードしてテクニカルタイムアウトを迎える。追う埼玉は途中出場の佐藤が奮起し、センターからの攻撃を決めて徐々に点差を詰めていく。そして、ついに19－19で追いつく。ゲームはデュースにもつれ込んだが、最後は埼玉の小林がライトからフェイントを決め、ストレートで勝利した。