試合会場レポート

<要約レポート>

　現在７位につける警視庁フォートファイターズと10位兵庫デルフィーノの一戦はフルセットの大熱戦となった。
　第１セット、警視庁は齋藤のスパイクや大野のクイックがリズムよく決まる。対するデルフィーノは、セッター山川が多彩な攻撃を組み立てると、山本のバックアタックや坂本のライトからの攻撃が効果的に決まり、流れを相手に引き渡さない。30点を超えるまでもつれた第１セットだったが、デルフィーノがセットを先取した
　第２セット、警視庁は阿部のガッツあふれるクイック、薬師寺のライトからの攻撃が決まり着実にリードを広げる。最後は齋藤がブロックを決め、セットを取り返した。
　第３セット、警視庁は阿部、平原のブロックの裏を巧妙に狙ったフェイントでリードを広げる。最後は大野がクイックを決め、警視庁がセットを連取する。
　第４セット、あとがなくなったデルフィーノは澁谷のスパイク、中野のツーアタックが要所で決まり、セットを取り返す。
　第５セット、警視庁は大野のクイック等でリズムに乗る。デルフィーノは山本のブロック、坂本のスパイクで応戦するが、最後は平原がサーブで相手を崩し、そこから得たチャンスボールを大野が決め、警視庁が試合を制した。