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V LEAGUE

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【レポート】パナソニック、ストレート勝ちで優勝に王手!~V・ファイナルステージ 男子ファイナル名古屋大会(2018/3/10)~

試合

2018.03.10

2017/18V・プレミアリーグ  V・ファイナルステージは3月10日(土)、日本ガイシホール(愛知県名古屋市)にてファイナルの1日目が開催されました。

第2試合の男子ファイナルは、パナソニックパンサーズが豊田合成トレフェルサにセットカウント3-0でストレート勝ちし、優勝に王手をかけました。

<第2試合>V・プレミアリーグ男子ファイナル パナソニックパンサーズ 3(25-19・25-21・25-20)0 豊田合成トレフェルサ

ファイナルは、4年ぶり5回目の優勝を目指すパナソニックパンサーズと、2年ぶり2回目の頂点を狙う豊田合成トレフェルサの対戦となりました。





第1セットはキャプテン古賀幸一郎のレシーブから高松のアタックが決まり、豊田合成が先行。しかし、パナソニックは福澤達哉のアタックや白澤健児のブロックが続けて決まり、連続得点で逆転し、8-2とリードを広げます。

先週のファイナル3で負傷したエースのイゴール, オムルチェンがベンチを外れた豊田合成に対し、パナソニックは深津英臣にもブロックが出るなど、このセットだけで7つのブロックポイントを挙げ、第1セットを25-19で先取します。





第2セット、豊田合成はこのセットのスタートから起用した山田脩造が続けてアタックを決めますが、パナソニックもミハウ, クビアクのアタックで反撃。このまま走りたいパナソニックですが、サーブミスなどで波に乗れず、接戦となります。

ここでパナソニックは15-14から今村、福澤の連続アタックに、深津のブロックで連続ポイントを挙げてリード。椿山竜介、高松卓矢の得点で追いすがる豊田合成を振り切り、25-21でこのセットも連取します。






迎えた第3セットも、序盤は一進一退の展開。豊田合成が高松、近裕崇、椿山が連続アタックを決めると、パナソニックはクビアクがアタック、ブロックと立て続けに得点。さらに、白澤のサービスエースなど連続6得点で11-7と突き放します。

流れを変えたい豊田合成は、セッターに内山正平を投入。傳田亮太のアタックや山田の連続ブロックで、17-18まで追い上げます。しかし、勝負どころでポイントが奪えず、逆転はならず。最後は山内晶大がアタック成功率100%となるこの日9本目のアタックを決めたパナソニックが、25-20でストレート勝ちを収め、優勝に王手をかけました。






VOMはパナソニックの福澤達哉選手が受賞しました。




選手コメント

■パナソニックパンサーズ
川村慎二 監督
「まず勝てたことがよかったです。サーブが機能し、ブロック、レシーブともにリズムに乗れました。相手を研究し、サーブで崩して、そこからブロックという効果的な点の取り方ができました」

深津英臣 選手
「勝てたこと以上に、練習でやってきたことが、コートで出せたのがうれしいです。スタッフにも他の選手にも感謝したいと思います。また来週に向けてしっかりと心と体の準備をしたいと思います」

今村貴彦 選手
「先週は途中で代わったので、今日はやってやろうと思っていました。1セット目からスパイクポイントが決まって、今日はいけると思いました。チームも勝てたので、よかったです」

福澤達哉 選手
「今日勝てたことはよかったですが、勝負は来週なので、しっかり頑張ります」



■豊田合成トレフェルサ
トミー,ティリカイネン 監督
「まずは勝利したパナソニックに、おめでとうと伝えたいと思います。敗れた理由はシンプルで、相手が自分たちよりもいいプレーをしたということです。まだ終わったわけではないですし、いくつかいいところもあったので、まずはしっかり休んで、来週の戦いに備えたいと思います」

高松卓矢 選手
「あれだけサーブで攻められ、ブロックでタッチを取られ、トランジションを取られ、自分たちのやりたいことができなかったのでは、ダメです。ただ、自分たちのやるべきことができなかったということは、それができれば互角以上の試合ができるはずです。来週に向けてしっかり反省をして、やるべきことをやれば結果はついてくると思います」

前田一誠 選手
「今日はイゴールがいない中、厳しい戦いになるとは思っていましたが、相手のブロック、サーブが自分たちよりも上だったと感じました。ただ、幸運にもまだチャンスはあるので、全員で力を合わせて勝てるように頑張りたいと思います」

傳田亮太 選手
「パナソニックの戦術にはまってしまい、自分たちのやりたいことがまったくできませんでした。ただ、いいところもあったので、それを来週につなげていきたいと思います」