V２女子番外編　春高バレー出場校出身選手

年明けは１月11日（土）より２会場（前橋市、柏市）で実施され、11月9日から始まった今シーズンも残すところあと5週となる2019-20 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN（V2女子）。

Ｖ２女子を彩る選手たちの中には、“強い”“かわいい”“かっこいい”の三拍子がそろった存在がいる。ファンを魅了してやまない彼女たちの中から、今回は今週末より開幕する全日本高等学校選手権大会、通称『春高バレー』の出場校出身の選手をピックアップする。

現在３位につけて、上位チームにあと一歩と迫るのがJAぎふリオレーナ。攻守で安定感を見せ、チームを支えているのは昨シーズン敢闘賞を受賞した吉井奎乃だ。現在サーブ効果率はチームナンバー１の11.2％で、これはリーグ全体でも上位の数字となっている。
　
吉井は春高バレー出場常連校である名門・京都橘高（京都）出身で、在学中の2014/15シーズンは内定選手としてJAぎふに帯同した。チーム在籍年数も中堅に差し掛かっており、これからシーズン終盤に懸けて、そのプレーにかかる期待は大きい。

　

JAぎふを僅差で追いかける４位のGSS東京サンビームズで注目の選手は、ミドルブロッカーの賀谷明日光。春高バレーには２年ぶりの出場を果たす土浦日大高（茨城）出身で、賀谷は全身で喜びを表現するガッツポーズが魅力だ。現在チームではV.LEAGUE最長身（202㎝）の張心穆意とともにブロックの要を務め、攻撃面でもサイドのアタッカーに引けを取らない。気合いのガッツポーズとプレーでチームの士気を高め、上位進出への巻き返しを図るための一手となる。

　

また現在、ブロック決定本数（１セットあたり）で0.72本とリーグでトップの成績を上げているのが、プレステージ・インターナショナルアランマーレの菅原里奈。ブロックだけではなく、高い打点から繰り出されるしなやかなスパイクで得点を重ねるなど、攻守両面で貢献している。

母校・秋田北高は春高バレーに２年連続４回目の出場を果たしており、先輩もV.LEAGUEの舞台でさらなる活躍を見せられるか。現在５勝８敗で５位のチームにとって、前年度４位の成績を超えるためにも菅原の存在は欠かせないといえるだろう。

　
※文中の数字は12月22日終了時点



＜年明けの初回日程＞
◆V2男子：詳細はこちらから
　2020年1月1日（土）＠津市久居総合体育館　　きんでん vs 三重　トヨタ自動車 vs 富士通

◆V2女子：詳細はこちらから
　2020年1月1日（土）＠前橋市民体育館　　JAぎふ vs アランマーレ　群馬銀行 vs ルートイン
　2020年1月1日（土）＠柏市中央体育館　　柏 vs 浜松　大野石油 vs GSS東京

＜CHECK＞
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