10/24-25見どころ／V2男子

北の大地で雪も解ける熱戦が開幕

10月17日（土）に開幕した2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 MEN（V2男子）。今週末は10月24日（土）、25日（日）に旭川市リアルター夢りんご体育館（旭川市総合体育館／北海道）にて、2日間同一カードで2試合、計4試合が実施される。

両日第１試合は長野GaRons対サフィルヴァ北海道。

昨季は12位と最下位に終わった長野GRは、気持ちを新たに１つでも多く勝利を目指す。全選手が20代前半と、全体的に若く、経験値を上回る爆発力に期待するとともに、昨季ブロック賞を受賞した鰐川怜児のプレーにも注目だ。

対するサフィルヴァは、V2男子初参戦。2019-20 V.LEAGUE DIVISION3でスパイク賞を受賞した奥田基嗣、同じくブロック賞の笠原佑斗、サーブ賞の十良澤太一を中心としたプレーがV2の舞台でも通用するかがポイントとなる。

続く第２試合はヴォレアス北海道対ヴィアティン三重。

昨シーズン、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でリーグが中断となり、準優勝に終わったヴォレアスは、インドアに復帰した元男子日本代表の越川優が加入した。今シーズンこそ優勝を手にするためにも、まずは開幕ホームゲームを2連勝で飾りたいところ。

立ち向かう形となるV2参戦2季目、昨季6位のヴィアティンは、チーム技術成績で昨季リーグ1位のサーブレシーブを、ヴォレアスの強烈なサーブに対しても安定して発揮できるかが勝負のカギとなってくる。

  


 

上記全4チームにとっては開幕戦となるが、開催地の北海道をホームとするヴォレアスとサフィルヴァの気合いは充分だろう。開幕2連勝に向けて、チームもサポーターの応援にも力が入っているに違いない。配信では、画面を超えて伝わってくるであろう両チームの応援にも注目だ。現地では声が出せない分、鳴り物や音響を駆使しているので、ご自宅で一緒に盛り上がってみてはどうだろうか？

リモート観戦では、臨場感や熱気を直に感じることはできないが、好プレーのリプレイや、一定の角度から試合を見られるのはうれしいポイント。チームによっては、リモート観戦に向けてSNSで盛り上げたり、情報を常に発信している選手たちも多いので、注目してもらいたい。

同一カードによる2連戦が今シーズンは多く実施される。各チームが修正や対策を重ねることで、連戦でも全く違った試合展開が見られるはず。開幕2週目、スタートダッシュを決めたい4チームによる北の地での熱い戦いから目が離せない。

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【コラム】V2男子今週の見どころ（10/17-18）