12/4-12/6見どころ／V1男子

愛知ダービーで世界の頂点を知るものが激突

　12月に入って迎える今週末は4日（金）から6日（日）にかけて５会場で５カード×各２試合の計10試合が行われ、それが終わると年内の試合はいよいよ26日（土）のオールスターゲームを残すのみとなる。

　ここまで各チームが12戦を戦い、今のところは３敗以内の４チームが上位グループを形成している。刈谷市会場では4日（金）の晩から上位どうしが激突。ホームのジェイテクトSTINGS（４位・９勝３敗）と首位ウルフドッグス名古屋（10勝２敗）による愛知ダービーである。今季は新たな外国籍選手を迎えた両チームだが、ジェイテクトのフォンテレス,フェリペとWD名古屋のクレク,バルトシュはいずれも世界一を知る名手。その対戦から目が離せない。またアジア枠ではジェイテクトに饒書涵、WD名古屋にはユン,ボンウという長身選手が在籍し、それぞれ活躍中。WD名古屋のトミー,ティリカイネン監督は2017/18シーズンから指揮を執っている。

  

先週末、サントリーサンバーズ（２位・10勝２敗）に連敗したJTサンダーズ広島は７勝５敗の５位と一歩後退。今週末は上位グループのパナソニックパンサーズ（３位・９勝３敗）と対戦だが、ホームゲームとなる広島市会場での巻き返しを狙う。４季目で広島のファンにもおなじみ、212㎝の長身を誇るエドガー,トーマスのほか、ヴォレアス北海道やパナソニックでもプレーしたアジア枠の陳建禎も奮起が望まれるところ。一方のパナソニックで存在感を放つクビアク,ミハウは現在、在籍５季目。これまで多くの日本のプレーヤーに影響を与え続けている。そして新たに就任した名将ティリ,ロラン監督はこの週末に向けて、どんな戦略を練っているのだろうか。

  

７連勝中の東レがサントリーに挑む

　箕面市会場では、７連勝で６位に浮上してきた東レアローズをホームのサントリーが迎え撃つ。東レは開幕後の５連敗から一転、ここまで一気に勝ち越しており、新加入の24歳パダル,クリスティアンを含めて非常に勢いがある。対するサントリーの外国籍選手と言えばリーグ最長身、218㎝のムセルスキー,ドミトリー。アジア枠、季道帥とともに攻撃的なチームをさらにレベルアップさせるキーパーソンが、東レの快進撃を前にどんなプレーを見せるのか？　

  



その他の会場を含め、今週も各地で熱戦が展開されることはまちがいなさそうである。

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