1/30-1/31見どころ／V1女子

※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。

東レvs.NECの上位直接対決

各チームが22試合を戦うV1女子のV・レギュラーラウンドは、それぞれ13～17試合を消化し、いよいよゴールが視界に入る局面を迎える。今週末は大津市、大阪市、神戸市の関西３会場で、一時戦列を離れていたデンソーエアリービーズとPFUブルーキャッツを含む全12チームが登場し、中止分の代替試合を加えて10試合が予定されている。

　注目カードとして挙げられるのはまず、大津市会場。東レアローズのホームで１月30日（土）に開催される東レ（16勝０敗・１位）対NECレッドロケッツ（13勝３敗・２位）の上位直接対決。先週末、今季のホームゲームを見事全勝で締めくくったNECが、アウェーでの戦いでも勢いを見せるのか？　ここまで、サーブとサーブレシーブの数字では東レが上回っているが、３本目を決め切る力にこだわるNECの攻撃に、東レがどう対応するかが一つのポイントだ。前回の対戦では、東レがストレートで勝利している。



  

　試合数にばらつきはあるが、現在９勝で並ぶのが４位のデンソー（４敗）、５位埼玉上尾メディックス（８敗）、６位岡山シーガルズ（７敗）の３チーム。

デンソーは大津市会場で、ヴィクトリーナ姫路（３勝14敗・11位）、PFUブルーキャッツ（２勝13敗・12位）といった下位チームとの連戦だが、ここを取りこぼさずに乗り切れるかは気になるところ。岡山も神戸市会場で、トヨタ車体クインシーズ（６勝10敗・８位）、日立リヴァーレ（５勝10敗・９位）との連戦。前回の対戦ではいずれも、セットを落としながらの勝利で、今回も激戦は必至。過程とともに、その結末が興味深い。

埼玉上尾は４強入りへ正念場

　着実に勝ち星を重ねて４強入りをうかがう埼玉上尾は、昨年末の皇后杯を制した強敵JTマーヴェラス（12勝３敗・３位）とアウェーで激突する。攻守で上をいく女王との対戦は前回０-３で敗れたものの、そこでの反省を生かし、今回は活路を切り開くことができるか？

　そのJTは、埼玉上尾のほか、31日にはKUROBEアクアフェアリーズ（４勝13敗・10位）と対戦する。前回はJTが勝利したが、KUROBEも１セットをものにしており、勝負の行方は今回も見通せない。

各チームが意地と戦略をぶつけ合う、みどころ満載の後半戦。ひいきのチームに限らず、ぜひチェックしていただきたい。