2/13-2/14見どころ／V1男子

※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。

サントリーが連勝を伸ばすか

　２月13日（土）、14日（日）は、３会場で合計８試合が行われる。当初は大会実施の予定がなかった週だが、コロナ禍でされた昨年12月５日（土）、６日（日）のサントリーサンバーズvs.東レアローズのほか、全リーグ一斉中止になった今年１月８日（金）～11日（月）の対戦カード中、３つが今週末に振り替えられた。

　箕面市会場でホームゲームを戦うサントリーは、先週末に連勝を10に伸ばした。現在サントリーは、チーム全体のアタック決定率（バックアタック含む）53.2％で、リーグトップの数字をあげており、大砲ムセルスキー,ドミトリーだけでなく、柳田将洋や藤中謙也らサイドアタッカーが得点を重ねる。

一方、東レは、チーム全体のブロック決定本数（１セット）1.81本はリーグ８番目の数字で、サントリーの攻撃をはね返すことができるか。加えて、個人ランキングで富田将馬がリーグ３位の66.7％、チーム全体では１位の成功率60.3％という東レのサーブレシーブと、サントリーの柳田を筆頭とする強烈サーブの対決も、試合の見どころだ。



  

　そして、サントリーほどの大型連勝とまではいかないが、先週末に連勝したのが大分三好ヴァイセアドラー。開幕から20連敗を喫していたが、VC長野トライデンツとの２連戦で、今季初白星に続き、連勝を飾った。得点力にたけたストックトン,カーティスとバグナス,ブライアンの両外国籍選手を攻撃の軸とし、そこに、身長は175㎝と小柄ながら、高い跳躍力を備えるアウトサイドヒッターの山田滉太が加わる。今週末は、アウェーの広島市会場でJTサンダーズ広島と対戦。この勢いをぶつけたいところだ。

塩尻市会場で両日２試合

　塩尻市会場では、VC長野が堺ブレイザーズを迎えてホームゲーム２連戦に臨む。VC長野は、ヌルムルキ,リヴァンと戸嵜嵩大を中心にした攻撃を展開するが、対する堺のチーム合計ブロック決定本数186本はリーグ２番目の成績とあって、その壁をどう攻略するかが勝利の鍵を握る。堺は、出耒田敬や松本慶彦の経験豊富な面々に外国籍選手ジョン,ウェントが加わり、相手チームに立ちはだかる。

　同会場では、両日とも、パナソニックパンサーズとFC東京のカードが実施される。５連敗中のFC東京は、ここまで６勝15敗と黒星が先行しているが、その中にはウルフドッグス名古屋やジェイテクトSTINGS、サントリーという上位チームを相手にフルセットに持ち込んだ試合もある。それらの試合は順に、ホーム、中立地（ホームとアウェーの区別なし）、アウェーだった。中立地で戦う今週末、パナソニックを相手に勝ちきることができるか、注目だ。

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