2/19-2/21見どころ／V1男子

※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。

ポーランド代表の直接対決実現

　2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MEN（V1男子）は、レギュラーラウンドも残すところ6週。前週は、いずれも上位のチームが2連勝し、1位サントリーサンバーズ、2位パナソニックパンサーズがファイナルステージ進出に向けて一歩前進した。今週末は5会場で開催される。

　19日（金）にナイターゲームが開催される松本市会場では、ホームの9位VC長野トライデンツと7位東レアローズが対戦する。東レは前週、サントリーに連敗したが、鈴木悠二がミドルブロッカー転向後初めて先発。2日間で7本のサービスエースを奪う活躍を見せ、新たな選手起用の可能性を示した。
VC長野は6連敗中で、ホームで連敗を脱し、次週以降のアウェイ大会に勢いをつけたいところだ。

　枚方市会場では、2位パナソニックが3位ウルフドッグス名古屋と対戦する。3位以上のチームだけが進出できるV・ファイナルステージに向け、重要な2連戦になる。

両チームの対戦は、今季リーグで初めて。昨年12月の天皇杯で対戦し、パナソニックが勝利して決勝に進んだが、今回の対戦はどうか。パナソニックのクビアク,ミハウ、WD 名古屋のクレク,バルトシュの男子ポーランド代表2人のプレーに注目だ。

  

鉄人・松本400試合出場達成なるか

福山市会場では、ホームの6位JTサンダーズ広島が、4位ジェイテクトSTINGSを迎える。ファイナルステージ進出に向け、負けられない両チーム。JT広島は内定選手の新井雄大（東海大）が先発起用され、チームに活気を与えている。このままチームを上昇気流に乗せることができるだろうか。
ジェイテクトは、前週試合がなかったため休養十分。連勝して一気に3位に近づきたいところだ。

　別府市会場は、ホームの10位大分三好ヴァイセアドラーが首位のサントリーと対戦する。サントリーは年をまたいで12連勝中で、勝率9割を誇る。オポジットのムセルスキー,ドミトリーを中心とする攻撃は、アタック決定率でリーグ1位（53.5％）の高い数字を挙げており、サーブの状態も上がってきた。その強力なサーブ、スパイクに対し、ホームの大分三好がどう対抗するか注目だ。

　東京会場は、ホームの8位FC東京が5位堺ブレイザーズを迎える。FC東京は今季、上位のチーム相手に接戦に持ち込んでいるが、あと一歩、勝利に届いていない。セット終盤の戦いを克服し、勝利につなげられるか。

そして、堺のミドルブロッカー松本慶彦は、今週末の2試合に出場すると、21日（日）に前人未到のV.LEAGUE 通算400試合出場を達成する。

通算出場記録を更新中の松本は、40歳を迎えた今シーズンも先発出場を続け、攻守両面で存在感を発揮する鉄人。400試合の節目のゲームをぜひ、目に焼き付けよう。

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