2/20-2/21 見どころ／V2男子

※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。

北海道を拠点の２チームが札幌に集う

　2020-21 V.LEAGUE DIVISION2(V2男子)は今週末、札幌市会場、知多市会場で計６試合が行われる。

　北ガスアリーナ札幌46（札幌市）では、北海道を拠点に戦う２チームが登場。ヴォレアス北海道は、首位の富士通カワサキレッドスピリッツに痛恨の敗戦を喫した２月７日以来の試合。20日に対戦するつくばユナイテッドSunGAIA、21日の兵庫デルフィーノには、１レグでともにストレート勝ちしており、この２試合で再び勢いを取り戻したい。　

　中でも注目は、ヴォレアスの武器でもあるサーブ。チーム全体のサーブ効果率は現在リーグ１位の8.9％だが、前回の富士通戦では1.7%と不安定さが目立った。個人ランキングでサーブ効果率１位（17.9％）の張育陞を中心に流れをつくり、強力なスパイカー陣で得点を重ねたい。

　対する３位のつくばは、２位のヴォレアスを５ポイント差で追う。ヴォレアスの攻撃陣を抑えるべく、個人ブロック決定本数で１位（38点）の阿部航平のプレーに注目だ。また、総得点ランキングで１位（295点）の上場雄也を中心にスパイクを決め、２位に迫りたい。そして、ここまで１勝で最下位に沈むデルフィーノは、総得点４位（212点）のマシュー,パロットを軸に攻撃を仕掛け、昨年11月15日のきんでんトリニティーブリッツ戦以来の勝利を目指す。

  

　ヴォレアスと同じく北ガスアリーナ札幌46で試合を行うサフィルヴァ北海道は、ここまで２勝にとどまり、９位と苦しい状況が続く。昨年11月29日以来のホームゲームで、一つでも多くの白星を挙げたい。そのサフィルヴァは、アタック決定本数（１セットあたり）７位（3.28本）と活躍が光るルーキーの柿崎充や、７日のヴィアティン三重戦でチームトップの16得点をマークした工藤泰我ら、若い選手の活躍に期待。20日は、デルフィーノ、21日はつくばと対戦する。

　メディアス体育館ちた（知多市）では、20日、21日ともに、５位の大同特殊鋼レッドスターと６位の長野GaRonsが対戦する。現在７勝４敗と勝ち越すホームの大同特殊鋼を支えるのが、チームランキング１位（66.1％）の成功率を誇るサーブレシーブ。個人ランキングトップ10には１位（79.1％）の備一真、４位（65.5％）の津田大地、８位（62.4％）の二五田大輔と、３人がランクイン。安定した守りから、いかに攻撃につなげられるかがカギを握りそうだ。一方の長野GRは、総得点ランキング３位（228点）の酒井駿、５位（173点）の高瀬太一を中心に、上位進出を狙う。

  

　今週は、リモートマッチでの開催。選手たちが繰り広げる熱いプレーを、画面越しに応援しよう。

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