3/20-3/21見どころ／V1男子

※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。

サントリーのHGは見どころ十分

　2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MEN（V1男子）のV・レギュラーラウンドも、残すところ2週。すでに、現在首位のサントリーサンバーズ（28勝2敗）がV・ファイナルステージ進出を決め、ファイナル３の残る2枠をめぐる激しい争いが続いている。

射程圏にある2位パナソニックパンサーズ（26勝6敗）と、3位ウルフドッグス名古屋（23勝7敗）は、前週2連勝。これに対し、4位ジェイテクトSTINGS（21勝9敗）も連勝して食らいつく。



  

　今週は、20日（土）、21日（日）に５会場で開催。大阪市会場（おおきにアリーナ舞洲）では、ホームの1位サントリーが、10位大分三好ヴァイセアドラー（3勝29敗）を迎える。
   
   サントリーは、今週末に１つ勝利した時点で、V・レギュラーラウンド1位が決定し、4月4日（日）に行われるファイナル出場が決まる。また、サントリーは現在20連勝中で、2004-05シーズンに東レアローズが記録した連勝記録に並んでいる。20日勝てば21連勝で、新記録樹立がかかる。

   大阪市会場は、バスケットボールのB.LEAGUE大阪エヴェッサ対レバンガ北海道戦も同日開催されるほか、東山高校対市立尼崎高校による高校バレーのエキシビションマッチも行われる。

　稲沢市会場は、ホームの3位WD名古屋と、2位パナソニックの注目の直接対決。現在11連勝中のパナソニックは、2連勝して一気にV・ファイナルステージを引き寄せたいところ。一方のWD名古屋は、4位ジェイテクトが勝率わずか0.07差に迫っており、負けるわけにはいかない。前回の両者の対戦は、パナソニックが1セットも落とさずに2連勝したが、今回は果たしてどうだろうか。

ジェイテクトは負けられない戦い

　秋田市会場では、4位ジェイテクトが、7位JTサンダーズ広島（14勝18敗）と対戦する。V・ファイナルステージ進出の可能性をつなぎたいジェイテクトは、早稲田大で全日本インカレ4連覇の立役者となった宮浦健人、村山豪が内定選手としてデビュー。選手層を厚くし、負けられない終盤戦に臨む。

  一方、セッターの金子聖輝など若手を積極的に起用しているJT広島は、前週、WD名古屋とフルセットの接戦を演じたものの、一歩及ばず。今週こそは、上位からの白星を獲得したいところだ。



  
 

　三島市会場は、今季最後のホームゲーム開催となる6位東レアローズ（13勝16敗）が、9位VC長野トライデンツ（4勝28敗）を迎える。現在、5、6、7位の勝率差は拮抗しており、東レにとっては、連勝して1つでも順位を上げたい試合。VC長野も、勝利を挙げて10位大分三好を引き離したい。

　堺市会場は、5位堺ブレイザーズ（15勝17敗）が、8位FC東京（8勝23敗）と対戦する。FC東京は、土曜日の敗戦を踏まえ、翌日曜日には上位チーム相手に善戦するという展開が続く。前週も、日曜に首位サントリーを相手に2セットを連取し、追い詰めた。

前回の堺対FC東京は1勝1敗だが、今回、ホームゲームの堺は負けられない。互いにどんな対策を練って試合を展開するのか、注目だ。