4/2-4/3 見どころ/V1女子

※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

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ファイナル、チャレンジともに残り1枠を巡る戦い

　期間が延長されているＶ・レギュラーラウンドもいよいよ最後の週となった2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN（Ｖ１女子）。再試合は３月30日（水）に１会場で２試合が既に行われ、４月２日（土）、３日（日）には５会場で10試合を予定している。

　３月26日（土）に一足先にＶ・レギュラーラウンドの全試合を終えたトヨタ車体クインシーズ（10位・10勝23敗）を除き、11チームが重要な戦いに挑む。東レアローズ（１位）とJTマーヴェラス（２位）は先週末、すでにＶ・ファイナルステージ進出を決めているが、特に注目はＶ・ファイナルステージへ進出できる上位３枠のうち、残る１つのイスをめぐる争いである。

　現在３位、あと少しでそのイスを確実なものとできる位置にいるのはNECレッドロケッツ（23勝８敗）。そして４位、まさにもう１敗もできないところへと追い込まれたのが久光スプリングス（21勝10敗）である。久光は３月30日（水）に横大路運動公園体育館（京都府京都市）でまずJTと対戦。ここで勝利した久光は可能性を残し、NECにプレッシャーを与えながら土日に相手ホームである玉川アリーナ（神奈川県川崎市）に乗り込む。

　

　そしてもう一つ、下位２チームが出場するＶ・チャレンジマッチを回避するための戦いにもまだ決着はついていない。KUROBEアクアフェアリーズ（12位・３勝28敗）は最下位が決まっているが、11位のヴィクトリーナ姫路は３月27日（日）、28日（月）に勝利を重ねて８勝23敗、残り２試合に全勝すればトヨタ車体を上回って10位に浮上するチャンスがある。

　４月２日、３日に姫路はホームのヴィクトリーナ・ウインク体育館（兵庫県姫路市）に埼玉上尾メディックス（5位・18勝13敗）を迎えての２連戦。ここで何かが起こるのか？　結末は、終わってみるまで誰もわからない。

　そのほか、Ｖ・ファイナルステージやＶ・チャレンジマッチへの出場とは直接関係しないが、デンソーエアリービーズ（6位・18勝13敗）、日立Astemoリヴァーレ（７位・13勝19敗）、岡山シーガルズ（9位・12勝19敗）、PFUブルーキャッツ（8位・12勝19敗）を含め、Ｖ・レギュラーラウンドの熱い戦いは各地で４月３日まで繰り広げられる。１勝、１セット、そして１点でも多く勝ち取るべく、最後まで全力でボールを追う選手たち。その姿を、どうか記憶にとどめてほしい。



　

前試合の振り返り　

＜３月27日現在の順位＞


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