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V LEAGUE

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【V1男子】2021-22 総括

コラム

2022.04.20

2021-22 総括/V1男子


 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN
は、417日(日)に行われたV・ファイナルステージ ファイナル第2戦をもってサントリーサンバーズの連覇で幕を閉じた。

 今季サントリーはムセルスキー,ドミトリーの合流が遅れたほか、新型コロナウイルス感染や主力の負傷など多くのトラブルに見舞われたが、ファイナル1戦目の完敗から2戦目では見事に巻き返してのストレート勝利。「自分たちらしくバレーができた」と柳田将洋が話したように、ゴールデンセットでも攻守に伸び伸びと躍動してウルフドッグス名古屋を圧倒した。

 WD名古屋は最後に悔しい敗戦となったが、V・レギュラーラウンドを制した高いチーム力が光った。クレク,バルトシュ主将や高梨健太が攻撃面で、小川智大が守備面での軸を担うなか、山崎彰都や永露元稀の成長が著しく、マクガウン,クリス新監督にとっても手応えの得られたシーズンとなったのではないだろうか。

 

 2季連続準優勝からの王者復活を目指したパナソニックパンサーズは、ファイナル3でゴールデンセットにもつれながら惜しくもサントリーに屈した。V・ファイナルステージ進出へはボーダーライン上での戦いが続いたが、今年に入ってから登場した大塚達宣、エバデダン,ラリーといった大学生たちも戦力として機能し、3位に滑り込む形となった。

  V・レギュラーラウンド最終盤、他チームより先に全日程を消化し終えた東レアローズは、結果的にパナソニックの逆転を許し4位でシーズンを終えた。シーズン途中で胃がんを公表した藤井直伸主将に限らず、故障者の影響は少なくなかったが、パダル,クリスティアンの個人二冠(得点王、サーブ賞)を獲得する活躍を筆頭に、熱いプレースタイルで最後まで会場を盛り上げ続けた。

 

 東レとともにシーズン前半~中盤にかけてリーグを引っ張る存在だったのが堺ブレイザーズ。みなし開催などの影響もあって5位に終わったが、新加入の深津旭弘やシャロン,バーノン エバンズらが樋口裕希や山本智大らと融合し、千葉進也新監督の下でエネルギーに満ちた戦いを展開した。

 6位のJTサンダーズ広島はルーキーを積極的に起用しながらの戦いで序盤から惜しい試合が多く、順位的には苦しいシーズンとなったが、終盤で東レや堺との接戦をもぎ取ることで、順位争いに間接的な影響を与える立場を演じた。経験を積んだ若手が、来季以降どんな貢献を果たすのだろうか。

 西田有志がイタリアへと旅立ち、どんな戦いができるか注目されたジェイテクトSTINGSでは、ルーキー宮浦健人が期待を裏切らない活躍で得点源を担ったほか、村山豪も新人賞の活躍。結果は7位と満足いくものではなかったが、若返ったチームは十分なポテンシャルを秘めていることを示した。

 今季限りでの活動中止が決まっているFC東京は、苦しいメンバー事情もあったが、実に8季連続の8位でゴール。10チーム制でも、12チームでの争いでも8位をキープしてきた。地元に密着した活動も含めて歴史にその名を残した。

 

 

 9位、大分三好ヴァイセアドラーと10位、VC長野トライデンツはほぼ互角の成績でV・レギュラーラウンドを戦い終え、いずれもV・チャレンジマッチ初戦はフルセットで敗戦と、土俵際まで追い詰められてからの逆転劇でV1残留を果たした。

 大分三好はV・チャレンジマッチの戦い方を心得ている部分があり、2戦目における着実な対応力が光った。VC長野はコートに新加入選手も多い中、ベテランの森﨑健史らが要所で意地を見せて、来季につながる戦いを演じた。

 2022-23シーズンへの準備はすでにスタートしている。1022日の開幕に向けた、各チームの進化に期待したい。



〈ファイナル第2戦 試合結果〉


〈最終順位〉


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