第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会の特集サイト　*LIVE配信と見逃し配信、準決勝のハイライト映像があります。

　4月30日（土）から始まった第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会は５月４日（水・祝）に男女準決勝を終え、残すところ明日（5/5（木・祝））の最終日の男女決勝を残すのみとなった。

　３年ぶりの開催となった今大会には男女各16チーム、うちVリーグ加盟チームは男女各11チームが出場。グループ戦を経て、それぞれ８チームによるトーナメント戦を勝ちあがってきたのは、男子がサントリーサンバーズとジェイテクトSTINGS、女子は東レアローズとPFUブルーキャッツである。

女子

　まず明日（5/5）、11時に試合が始まるのは女子決勝。今季V１女子において東レはファイナル３で敗れて３位、PFUは躍進したもののV・レギュラーラウンド終盤はやや失速し８位でシーズンを終えていた。今回手にした優勝へのチャンス、お互い決して譲るわけにはいかない。

　東レは関菜々巳や石川真佑らレギュラー４人が日本代表合宿で不在。その分は野呂加南子や中島未来らが粘り強く支え、勝負どころで主砲のクラン, ヤナにつなげるバレーで、前回開催された2019年に続く頂点をうかがう。対するPFUは今回が初の決勝進出となった。注目はV１女子で最優秀新人賞を獲得したメリーサ, バルデス。しなやかなフォームから放たれるシャープなスパイクで得点源を担うほか、準決勝では相手エースに対するブロックでも力を発揮した。田原愛里と山下遥香、同級生のセッターコンビが組み立てる攻撃で初の栄冠を勝ち取れるか。

男子

　男子決勝は明日（5/5）14時試合開始予定。V1男子で連覇を達成したサントリーは大黒柱の大宅真樹主将が不在で、今大会では西田寛基が司令塔を任された。グループ戦ではコンビネーションにやや乱れもあったが、徐々に修正が施され、柳田将洋や小野遥輝ら機動力のあるメンバーが躍動。外国籍の２選手も攻守に頼もしく活躍しており、シーズン２冠、そして大会２連覇（前回2019年に優勝）に向けて士気は高い。

　一方のジェイテクトはポイントゲッターの宮浦健人や村山豪がいない中、同期の都築仁らが冷静に高い打点から強打を打ち込む。38歳の仕事人、興梠亮がつないだボールを久保山尚がアタッカーたちへと送り届ける、そんなシーンが見られるチャンスはこの先もう、きっと訪れることはない。

　明日（5/5）の男女決勝戦の模様は黒鷲旗の大会特集サイトにてライブ配信されるほか、GAORAでも今週土曜日（5/7）に女子決勝、日曜日（5/8）に男子決勝が録画放送される予定。

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