10/29-10/30 見どころ／V1男子

※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

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今季初のホームゲーム、勝敗の行方は！？

　先週末に全国5箇所で幕を開けたV.LEAGUE DIVISION1 MEN （V1男子）。連勝を飾ってスタートダッシュを決めたのはパナソニックパンサーズ、堺ブレイザーズ、JTサンダーズ広島の3チームだった。

　今週末は舞台が変わって、アウェーでスタートした5チームがそれぞれ今季最初のホームゲームを実施する。

　

　その中でやはり気になるのは、東京グレートベアーズが初めて地元・東京で迎える、歴史に刻まれるであろうホームゲーム。高いプロ意識を持って、「会場に訪れる皆さんを楽しませる」ことを掲げる新チームは、早い段階からさまざまな内容のイベントを発表しているが、その場で実際に味わうライブ感は、やはりそこだけのものである。貴重な瞬間に立ち会うチャンスのある幸運な方たちは、果たしてどんな時間を過ごすことができるのだろうか。舞台は東京体育館（東京都渋谷区）、相手は昨季準優勝のウルフドッグス名古屋である。

　会場はややコンパクトとなるが、その分、選手たちの呼吸まで聞こえてきそうなほどコートとの一体感を持って観戦できるのが、三島市民体育館（静岡県）で行われる東レアローズ（昨季4位）のホームゲーム。迎えるのは昨季3位のパナソニックということで、さぁ今季はどちらが上回るのか？　東レはルーキーのミドルブロッカー、上條レイモンドが開幕週でデビューを飾っており、2試合でのアタック決定率68.8%は堂々のリーグトップである。同じく2試合での総得点全体1位タイ（44点）のパダル, クリスティアンとともに、相手の分厚いマークを打ち破れるのか注目である。

　もう一人、44得点での総得点1位タイは昨季王者、サントリーサンバーズのムセルスキー, ドミトリー。サントリーは小瀬スポーツ公園体育館（山梨県甲府市）でVC長野トライデンツ（昨季10位）のホームゲームを戦うが、かつて同会場では、サントリーもホームゲームを行っていた。それぞれに新たな歴史を刻む両チームが、お互いにゆかりのある会場でどんな戦いを見せるのだろうか。VC長野の注目は、今季より加入したリベロ備一真。開幕週は計22本のサーブレシーブを受けて、失敗にカウントされたのが1本のみという脅威のパフォーマンスを披露している。今週末は王者サントリーの強力なサーブを跳ね返せるか。

　そのほかウィングアリーナ刈谷（愛知県）ではジェイテクトSTINGSと堺が対戦し、サイクルショップコダマ大洲アリーナ（大分県大分市）では大分三好ヴァイセアドラー対JT広島の連戦が行われる。今週もぜひ、コート内外でのドラマの数々を目撃してほしい。

＜10月23日現在の順位＞


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【コラム】V1男子今週の見どころ（10/22-10/23）