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【レポート】3試合すべてがフルセットの大熱戦!~V・ファイナルステージ 男子ファイナル6大阪大会(2/25)~

試合

2017.02.25

本日2月25日(土)、2016/17V・プレミアリーグ男子 V・ファイナルステージ ファイナル6大阪大会 3試合を開催。

本日行われた3試合すべてがフルセットまでもつれる大熱戦。第1試合は豊田合成トレフェルサがジェイテクトSTINGSに逆転勝利、第2試合は東レアローズがサントリーサンバーズに競り勝ちました。第3試合は堺ブレイザーズがパナソニックパンサーズに勝利して、ファイナル6初勝利を飾りました。

<第1試合> 豊田合成トレフェルサ 3 (24-26・20-25・25-23・25-22・15-11) 2 ジェイテクトSTINGS
第1セットは序盤から点を取り合う展開に。豊田合成は自分たちのミスからうまく攻撃につなげられないものの、イゴール・高松の攻撃で徐々にリズムを掴んで先行します。しかしジェイテクトは中盤の3連続ポイントで逆転し、高橋(和)のサービスエースで流れを引き寄せてデュースへ持ち込むと、最後は金丸のブロックでこのセットを先取します。
第2セット序盤、ジェイテクトは金丸のサーブで崩し、5連続ポイントを奪って先行します。豊田合成も高松のアタック、内山のブロックで応戦。反撃開始かと思われましたが、ジェイテクト・高橋(和)のノータッチエースや清野のアタックが要所で決まると、その勢いのまま第2セットも連取します。
何とか流れを変えたい豊田合成はイゴールにボールを集めて追いすがりますが、ジェイテクトはレシーブで崩されてもカジースキが苦しい場面で決めきり、リードを許しません。それでも20点以降になんとか追いついた豊田合成が意地を見せ、第3セットを奪い返します。
何とか勝負を決めたいジェイテクトは、第4セット序盤からカジースキの強力なサーブで崩し、一気に引き離します。このままでは終われない豊田合成はイゴールの強打で徐々に巻き返し、終盤でついに逆転。最後もイゴールが決めて最終セットに持ち込みます。
第5セットは攻撃がかみ合い始めた豊田合成は一気にリズムを掴み、ジェイテクトは一転して防戦一方に。序盤の見応え十分のアタック合戦も豊田合成が制します。マッチポイントを迎えてからジェイテクトも3連続ポイントで粘りを見せますが、最後はイゴールが決めて豊田合成が逆転勝利を飾りました。


VOMには豊田合成トレフェルサ・高松卓矢選手が選出されました。


■選手コメント
豊田合成トレフェルサ 高松卓矢選手

「自分たちのやるべきことができず、相手のいいようにやられてしまいました。
試合を振り返って唯一良かった点は試合に勝てたことです。
ルール上、サーブをミスすれば自動的に相手にポイントが入ってしまいますし、立ち上がりで点を与えてしまったら相手のいいように試合が運んでしまうので、反省点の多い試合でした。」

ジェイテクトSTINGS カジースキ選手
「先週よりもいい試合ができ、全員で最後まで戦えたが、3ポイントを取ることができず非常に残念です。チャンスは何度かありましたが、逆転されてしまった理由は経験不足やプレーが安定しなかったこと。連続失点が多く、相手にポイントを与えないよう集中しなければいけないと思います。自分自身のパフォーマンスは安定しているし、サーブから攻めることができて良かったです。」



<第2試合> 東レアローズ 3 (25-21・25-23・25-27・16-25・15-10)2  サントリーサンバーズ

第2試合は強打の応酬、東レ・ジョルジェフ、サントリー・エスコバルの迫力満点の打ち合いとなります。東レはジョルジェフの強打を軸に流れを掴むと、米山のアタックを効果的に使ってポイントを重ね、序盤からリード。チーム全体で一体感のある攻撃を仕掛けて1、2セットを先取し試合を優位に進めます。
第3セットは序盤こそ東レペースで進んだものの、サントリーが必死の追い上げを見せ、エスコバル・柳田が躍動します。東レ・ジョルジェフの強打を凌いでカウンター攻撃に繋げ、エスコバルのサーブで崩すとついに逆転に成功。しかし東レも一歩も引かず、デュースに持ち込みます。最後までお互いに譲らぬ展開はパワーの衰えないエスコバルのサービスエースでこのセットを奪い返します。
続く第4セットも勢いづくサントリーがエスコバルを軸に序盤をリード。東レもジョルジェフのアタックでブロックアウトを誘い、得点を重ねます。しかし一度流れを引き寄せたサントリーの勢いは止まらず、柳田、塩田、エスコバルで一気に4連続ポイントを重ねてこのセットも連取し、勝負の行方は最終セットへ。
このセットはお互いの意地がぶつかり合う目の離せない展開となり、東レ・李の速攻で翻弄すればサントリーはエスコバルのパワーで対抗します。しかし勝負を決めたのは今シーズンの東レを象徴する「サーブ力」。李のサーブでサーブレシーブを崩し、最後は途中出場の星野が連続ポイントで試合を決め、接戦を制しました。



VOMには東レアローズ・藤井直伸選手が選出されました。


■選手コメント

東レアローズ 藤井直伸選手

「劣勢になっても攻め続けたことでこの結果に繋がりました。ファイナル6はどうしても首位で通過したいので、去年と同じ結果にならないよう、残りの試合をがんばりたいです。」

サントリーサンバーズ 柳田将洋選手
「久しぶりにコートに立てて、2セット失った後に2セット取れましたし、少しだけ自分の仕事はできたと思います。5セット目は自分の悪いところが出てしまい、失点につながってしまったので、明日の試合に繋げていきたいです。」



<第3試合> パナソニックパンサーズ 2 (23-25・25-16・25-20・18-25・13-15) 3 堺ブレイザーズ

パナソニックは第1セット序盤からクビアクを中心に迫力ある攻撃でリード。堺はレシーブで粘り、なんとか繋いでチャンスをうかがっていましたが、ウォレスのアタックから5連続ポイントを取ると流れを呼び込んで逆転。最後は高野のアタックでこのセットを取ります。
第2セットは終始パナソニックが先行。クビアクに加え、白澤、今村、福澤の攻撃陣を使い分けながらリードを保ちます。一方の堺はウォレスが大奮闘。パナソニック・クビアクの強打に対し連続でブロックを決めるとチームは勢いづきますが、終盤パナソニックの連続ポイントを止めきれず、このセットはパナソニックが奪います。リズムを取り戻したパナソニックは第3セットもリードを許さず、そのままの勢いでこのセットも連取します。
パナソニックがそのまま押し切るかと思われた第4セットは、後のない堺が持ち前の粘りから立て直して流れを掴み、千々木、出耒田、ウォレスの攻撃が噛み合ってチームは一気に盛り上がります。サーブミスが響いたパナソニックは終盤引き離されてリズムを崩し、堺がこのセットを奪ってセットカウント2-2としました。
最終セットは一進一退の攻防に。長いラリーがお互いのコートを外れても続き、気持ちのぶつかり合いが続きます。堺は第4セットの勢いのまま、ウォレスの迫力あるアタックでポイントを重ねてリード。追いかけるパナソニックも白澤のブロックなどで応戦しますが、堺が逃げ切って勝利。うれしいファイナル6初勝利を飾りました。



VOMには堺ブレイザーズ・佐川翔選手が選出されました。



■選手コメント
堺ブレイザーズ 佐川翔選手

「内容はどうあれ、しっかり勝ち切れたことはうれしいです。相手はスタートから負けられないという気持ちを出してくるだろうし、ハードな試合になると思っていました。(堺ブレイザーズの)スパイカーは力があるので存分に力を出してもらえるように、残り2試合もがんばっていきたいです。」

パナソニックパンサーズ ミハウ,クビアク選手
「試合には負けてしまったがチームとして戦えたことは良かったです。チームの状態はよかったが、それが勝つまでには至らず、それを受け入れなくてはいけないと思います。まだファイナルに行ける可能性はあります。可能性は低くなっていますが、可能性がある限りチームみんなで頑張っていきたいと思います。」

尚、本日の試合結果により、豊田合成トレフェルサ、東レアローズのファイナル3以上が確定しました。

明日2月26日(日)の対戦カードは以下の通りです。
①豊田合成 vs サントリー ②東レ vs ジェイテクト (13:00~ 第1試合開始)