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【レポート】久光製薬がストレートで初戦に勝利！～V・ファイナルステージ 女子ファイナル名古屋大会～
2018-19 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN V・ファイナルステージ ファイナルは、4月6日(土)、武田テバオーシャンアリーナにて開催されました。
女子ファイナルの第1戦は久光製薬スプリングスが東レアローズにストレートで勝利を収め、翌週の第2戦グランドファイナルへ向けて弾みをつけました。
＜要約レポート＞
V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN ファイナル 久光製薬スプリングス 3 (25-21･25-13･27-25) ０ 東レアローズ
ファイナル８・1位通過の久光製薬スプリングスとファイナル３を勝ち進み勢いに乗る東レアローズのファイナル第１戦。
第１セット、スタートから久光製薬が石井の３連続ポイントで勢いにのると、確実にブレイクポイントを取り、ゲームを優位に進めた。相手の攻撃に対するレシーブから自分たちの攻撃に繋げる精度の高いレシーブが光った。東レも黒後のレフトからのストレートアタック、関の意表をつくトスフェイントなどで得点を重ねたが、大事な場面での自分たちのミスが多く久光製薬が先取する。
第２セット、久光製薬の勢いは止まらない。このセットの出だしも石井が得点をあげると、新鍋の効果的なサーブで一気に点差を広げていく。アキンラデウォ・岩坂も要所で得点し、東レに何もさせない展開で連取した。
第３セット、このままでは終われない東レが意地をみせた。序盤、久光製薬に先行されるも、相手のミスを誘うサーブ、アタックを決め、徐々に東レらしい攻撃的なリズムが生まれる。中でもルーキ石川(佑)が４連続得点をあげた中盤はとても見ごたえがあった。しかし久光製薬は慌てずに着実に得点を重ね、23-23と追いつくと、最後はアキンラデウォのアタックで大事な初戦をストレート勝ちで飾り、勝負強さを見せた。
これで久光製薬が1勝となり、翌週の対戦で久光製薬が再び勝てば新生V.LEAGUEでの優勝が決定します。逆にセットカウントに関係なく東レが勝利すれば、試合終了後にゴールデンセット（優勝チームを決める25点制の1セットマッチ）が行われます。
＜VOM賞＞
新鍋理沙選手（久光製薬スプリングス）
■久光製薬スプリングス
酒井新悟 監督
「まずはファイナルの舞台で戦えたことを選手たちに感謝したいです。
ファイナル３を勝ち抜いて勢いに乗る相手に対し、しっかりと対策し準備をしてきました。相手の攻撃力ある両エースをブロックとディフェンスが連携を取り、しっかりと対応できたことが大きな勝因となりました。
また自チームのセット序盤の戦い方を先週から課題にあげ、試合を通して修正してくれました。
来週のグランドファイナルで今シーズン最後の試合となります。温かいご声援、よろしくお願いします。」
新鍋理沙 選手
「ファイナル8、ファイナル3と勝ち上がってきた勢いのあるチームをのせるのは怖いです。
自分達も昨シーズン同じ状況で、ファイナル3を勝ち抜き良いイメージでファイナルに臨むことができたので、それと同様に東レをのせたくない気持ちがありました。
今シーズンは、一週間空いて自分達で良い準備をすることができました。
今日の修正点・課題に対して対策・よい準備をして来週に臨みたいです。」
石井優希 選手
「自分達の課題である出だしがうまくいった試合でした。
2セット目までは良いリズムでこられました。3セット目は、先行されて苦しんだ部分もありましたがストレートで勝つことができて良かったです。
東レはファイナル3のゴールデンセットを勝ち上がってきた勢いのあるチームです。ファイナルは何があるかわからないところです。グランドファイナルが一番大事なところなので、来週は笑って終わりたいです。」
■東レアローズ
菅野幸一郎 監督
「ゲーム出だしから相手のペースに持ち込まれてしまいました。サーブで崩されて失点が増え、相手にゲームをコントロールされて、全くバレーをすることが出来ませんでした。しかし来週もゲームがあり、まだチャンスもあるので、しっかり準備をしていくだけです。本日も沢山の応援ありがとうございました。」
黒後愛 選手
「まず今日の試合は、自分達のミスが多かった。粘ってつないでという自分達のバレーがなかなかできず、良い状況・展開を作れなかったのがすごくもったいない試合でした。」
関菜々巳 選手
「今日の試合はファイナルということもあって、出だしからみんな固さのある試合でした。
相手チームに何かをやられたというのではなく、自分達のミスが目立つ試合だったと思います。
まだ来週もあります。グランドファイナルに向けてしっかり修正をして、良い試合ができるようにしていきたいと思います。」
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