3月10 日（金）、東レアローズ藤井直伸選手が逝去されました。ここに故人の生前のご功績を偲ぶとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。

藤井選手は順天堂大学在学時から東レアローズに内定選手として入団し、東レアローズの中心選手として活躍しました。Ｖ･プレミアリーグ男子 2016/17では東レアローズの８年ぶり３度目の優勝に大きく貢献。以降、日本代表選手にも選ばれ、2021年に開催された東京オリンピック競技大会にも出場を果たすなど輝かしい功績を残しました。

藤井選手の訃報に際し、一般社団法人日本バレーボールリーグ機構の國分裕之代表理事会長からのコメントを下記にお伝えします。

「この度の訃報をお聞きして、あまりにも突然のことで大変驚いています。ご家族の悲しみは計り知れないものとご察し致します。東レアローズをはじめ東レ株式会社、日本代表男子チームメンバー、藤井選手に関わる皆様、そして、バレーボール界が深い悲しみに包まれていることと存じます。

昨年2月に藤井選手の病状についてお伺いして以降、その後の経過は気になっており、一早くの回復・復帰をお祈りしていたところでした。生前、藤井選手のコート上で見せた巧みなトスワークと強いリーダーシップをもってチームを牽引する姿は見ている我々を魅了するものでした。まだまだプレーを続けることができたことと思うと、とても残念でなりません。