べトナム・ビンフックで開催中の2023アジア女子クラブ選手権大会に出場している、久光スプリングスは4月29日（土）に予選プールAの第3戦でイランのペイカンと対戦して、3-0（25-20, 25-15, 25-17）のストレートで勝利しました。この結果、予選プールAの3位を確定させて、5-9決定戦となるプールEに進むことになりました。
　予選プールBから5-9決定戦プールEにまわった香港、モンゴル、カザフスタンの3チームと対戦します。まずは、本日夕方（日本時間4/30（日）18:30）に協興バレーボールチーム（香港）との試合に臨みます。試合の映像配信はありませんが、結果をこのファンサイトにてお伝えします。

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【予選プールA】 4月29日（土）16:30（日本時間18:30）　ビンフック競技ホール（ベトナム）
 久光スプリングス　3（25-20, 25-15, 25-17）0　ペイカン（イラン）

【戦評】

グループ戦の順位が決まる一戦はイランとの対戦となりました。

第1セット
　序盤は点の取り合いとなりますが、久光は全体的に落ち着いたプレーで点を重ねます。8-6と2点リードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えます。相手のハードサーブに押される場面もありましたが、両レフト中島と深澤の活躍で流れは渡しません。しかし、相手も繋いだボールをバックアタックで決めると勢いづいたのか2回連続のブロックポイントで久光を苦しめます。2回目のテクニカルタイムアウトは13-16とイランが優勢で迎えます。しかし、その後イランにミスが続き逆転します。20-18でイランが1回目のタイムアウトをとりますが、久光の攻撃は緩まず、徐々に点差は開き25-20で第１セットをとります。

第2セット
　2セット目のスタートは3連続得点と良い滑り出しとなります。ですが、イランも力強いサーブで久光を崩し応戦してきます。イランに流れを持っていかれる前に深澤、濵松のスパイクで得点し、8-5で１回目のテクニカルタイムアウトとなります。その後、連続得点が続き16-7で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えます。しかし、タイムアウト明けにイランの攻撃が決まりだし点差を詰められ久光が16-12で1回目のタイムアウトをとります。その後両レフトが落ち着いたプレーで流れを取り戻すと最後は吉武が2連続でサービスエースをとり、25-15でこのセットを連取します。

第3セット
　3セット目も出だしは同じような展開となります。緩急をつけたスパイクで攻め、8-7で１回目のテクニカルタイムアウトを迎えます。徐々にイランにミスが出始め11-7でイランが1回目のタイムアウトをとります。その後イランは選手交代などで巻き返そうとしますが、ペースは久光のまま16-11で2回目のテクニカルタイムアウトとなります。その後も連続得点を重ね、イランもタイムアウトをとり久光の流れを止めようとしますが、濵松のブロックや吉武のサービスエースなどでマッチポイントを握ります。最後は中島のスパイクで決め25-17で3セット目をとり、3-0で今大会初勝利となりました。

　今日の試合で久光は1勝2敗となり、グループ戦は3位という結果になりました。明日からは5-9位決定戦に進みます。残り3戦もチーム一丸となって戦っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします。

【試合後コメント】

酒井新悟監督
　今日は第一セットの中盤までは相手のサーブとブロックで主導権を握られてしまったが、後半にかけて全員で粘り強くこのセットを取りきってくれた。第二セット以降は得点すべき所を逃さず、自分達の展開に持ち込む場面をたくさん作る事ができた。明日からは順位決定戦ではあるが、チームの成長と応援してくださる方の為にも全力で大事に戦っていきたい。

濵松　明日香選手
　今日も応援ありがとうございました。今日の試合は、自分達のリズムでバレーを展開できる事が多く、ミスも少なく良い形で勝つ事ができた。明日から3連戦となるが、どんな状況でも久光らしいバレーで、最後までチーム全員で、私達らしく頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします！

西村　弥菜美選手
　グループ戦最終日をストレートで勝てた事はよかった。２敗の悔しさから全員で気持ちを切り替えて前向きに気持ちを持っていけた事からこの結果に繋がったと思う。あと3戦個人でもチームでも課題に向き合い成長できる試合になる様頑張っていく。沢山のご声援ありがとうございました。

【予選プールA】