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【レポート】豊田合成は連勝でベスト8入り! 2017アジアクラブ男子選手権大会2日目(6/29)

試合

2017.06.30

ベトナムで開催中の「2017アジアクラブ男子選手権大会」(以下、男子アジアクラブ2017)が6月29日(木)、大会2日目が開催されました。

日本から出場している豊田合成トレフェルサは予選グループDの2戦目を戦い、初戦に続いてストレートでモルディブのモルディビアンスポーツ&レクリエーションクラブを下し、連勝でベスト8進出を決めました。



<第2戦目>6月29日(木) 予選グループD
豊田合成トレフェルサ 3(25-14・25-8・25-14)0 モルディビアンスポーツ&レクリエーションクラブ(モルディブ)


一次リーグ2連勝を狙う豊田合成トレフェルサの2戦目は、会場をナムディンに移してモルディブ代表のモルディビアン&レクリエーションクラブ(以下、「モルディブ」と表記)と対戦しました。豊田合成は前日から大幅にメンバーを入れ替えて試合に臨みました。

第1セット、豊田合成はオポジットに入った椿山竜介にボールを集め得点を重ねます。モルディブもセッターのハッサン,ヴィサムのトス回しからサイド攻撃を仕掛けますが、要所で山近哲、岡本秀明のブロックが決まるなど、豊田合成の高さが勝ります。豊田合成が終始リードした展開で第1セットは25-14で豊田合成が先取します。

第2セットの序盤は一進一退の攻防となりますが、6-4の場面から豊田合成は黒澤雄介のサーブがモルディブの守備を崩すと、そこから4連続得点で豊田合成が突き放します。続く傳田亮太のサーブも効果的に決まり、そこから6連続得点で点数を積み重ねると、17-7と中盤で豊田合成が大量リードを奪います。その後も、セッター・前田一誠のトス回しから豊田合成が着実に得点を重ねると、最後は山近のブロックが決まり、25-8でこのセットも豊田合成が奪います。

第3セット、後のないモルディブは序盤からオポジットのアウメド,ファジルのスパイクなどでリードを奪います。しかし、豊田合成は相手のミスで7-7の同点に追いつくと、山近のブロックとセンター攻撃で一気に逆転に成功します。その後は、椿山のサービスエースや傳田のブロックが決まるなど豊田合成がモルディブを圧倒し、25-14でこのセットも取り、ストレート勝利で一次リーグ2連勝を決めました。この結果、豊田合成トレフェルサは、一次リーグ2位以内が確定しました。



試合後コメント
トミー,ティリカイネン 監督
「今日の試合は昨日の会場とは異なり、選手も初めて使用する会場であったので難しかったと思います。その中で、選手たちはとてもよくやってくれたと思います。とにかく、1勝できたのでいい日になりました。今日は前日とメンバーを入れ替えましたが、チームは誰が出場しても自信をもってプレーできる状態にあると思っています。明日の北京汽車(中国)戦に向けては、十分な準備をしてきましたが、もう一度、相手チームについて研究したいと思います」

山近哲 選手
「久しぶりのスタメンでしたが、コンディションもよくいいプレーができてよかったと思います。今日のナムディンの会場は初めてプレーする体育館だったので、ウォームアップから積極的にボールに触って、会場に適応することを心がけました。モルディビアン&レクリエーションクラブはサイドを中心に攻撃を仕掛けてきていたので、そこを狙っていました。いいブロックができて良かったです。次の北京汽車(中国)は、また、強い相手だと思うので全力で戦っていきたいと思います」