1/22-1/23 見どころ／V1男子

※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

大接戦でスタートする後半戦

　2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MENは、今週末からＶ・レギュラーラウンド後半戦に入る。前半戦最後となった先週末の2連戦では、それまで首位に立っていた堺ブレイザーズに、3位だったサントリーサンバーズが連勝。2位だった東レアローズもジェイテクトSTINGSと1勝1敗だったため、前半戦を終えて、1位東レ、2位堺、3位サントリーの3チームが13勝5敗で並んだ。4位以下のチームも僅差で追いかける大接戦となっている。

　今週末1月22日（土）、23日（日）は4会場で後半戦がスタートする（エントリオで開催予定だったウルフドッグス名古屋対パナソニックパンサーズの試合は、WD名古屋の関係者に新型コロナウイルス陽性者が発生したため中止）。

　前半戦を首位で折り返した東レは、ホームのこのはなアリーナ（静岡県静岡市）でVC長野トライデンツ（10位1勝17敗）と対戦する。前半戦、東レはサーブ、サーブレシーブ両部門でトップ。加入2年目でチームにフィットしたパダル,クリスティアンが高いスパイク決定率を残し、ブロック決定本数トップの髙橋健太郎らも存在感を発揮した。VC長野はメンバー構成も変わり前半戦は1勝と苦しんだが、後半戦は心機一転、浮上のきっかけをつかみたいところだ。

　
　墨田区総合体育館では、FC東京（8位6勝12敗）がサントリーを迎え撃つ。昨季はシーズンを通して8勝だったFC東京は、今季、上位チームに対しても好ゲームを展開し、前半戦で6勝を挙げた。先週堺を苦しめたサントリーの、ムセルスキー,ドミトリー、柳田将洋を中心とした強力なサーブに対し、FC東京が直接失点を抑え、いかに耐えて得点を重ねるかがポイントになりそうだ。

　

　
　先週試合がなかったJTサンダーズ広島（7位8勝8敗）は、ホームのグローバルリゾート総合スポーツセンターサンチェリー（広島県廿日市市）でジェイテクトSTINGS（6位9勝9敗）と対戦する。ジェイテクトは先週、1年目のオポジット・宮浦健人の奮闘もあり、首位東レを破って連敗を5で止めた。ここから勢いに乗りたいところだ。JT広島も若手を主力に据えて戦った前半戦は波があったが、そうして経験を重ねた若手の爆発力を生かし、後半戦は浮上を狙う。

　

　
　久留米アリーナ（福岡県久留米市）では、女子の久光スプリングス（対PFUブルーキャッツ）との共催で、大分三好ヴァイセアドラー（9位4勝14敗）のホームゲームが開催される。対戦相手の堺は新加入のセッター深津旭弘のリーダーシップや、前半戦のアタック決定率1位だったシャロン,バーノン エバンズが原動力となり、ここまで首位争いを展開してきた。だが大分三好は今季の開幕戦で、その堺を3−1で破っている。後半戦の開幕戦でも、再び番狂わせを起こせるか、注目だ。

　

<前試合の振り返り>
堺 vs サントリー　パナソニック vs 大分三好　FC東京 vs VC長野　ジェイテクト vs 東レ

＜1月16日現在の順位＞


＜BACK NUMBER＞
【コラム】V1男子今週の見どころ（1/15-1/16）