2/19-2/20 見どころ/V1女子

※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

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V・ファイナルステージ、V・チャレンジマッチを巡る争い

　V.LEAGUE DIVISION1 WOMENは、複数の新型コロナウイルス陽性者の発生により、PFUブルーキャッツが２月19日（土）、20日（日）の大会を辞退。いまだコロナ禍の影響はあるものの、今週末には多くのチームが３回戦に突入する。ここまでJTマーヴェラスが1位をキープ。1月9日（日）以来の試合となった2月12日（土）のデンソーエアリービーズ戦では、フルセットの末に2敗目を喫したものの、3連覇に向けて着実に歩みを進めている。

　

　そのJTを追うのが、2位の東レアローズだ。1月23日（日）の日立Astemoリヴァーレ戦から2月19日のPFU戦まで３試合連続で中止。実戦から遠ざかる中、20日は3位のNECレッドロケッツ（12勝4敗）との一戦を迎える。昨年10月に行われた同カードは1勝1敗（2-3、3-1）と五分。しかし、東京2020オリンピックで足首を痛めていた影響もあり、相手エースの古賀紗理那はフル出場していなかった。総得点ランキングリーグトップ（454点）のクラン,ヤナ、同9位（277点）の石川真佑の2人に頼らず、アタック決定率（バックアタックを含む）ランキングリーグ5位タイ（46.9%）の小川愛里奈らを絡めた攻撃を展開できるかに注目だ。

　

　　
　上位争いだけでなく、V・チャレンジマッチ回避を懸けた争いからも目が離せない。1月23日に今季初勝利を挙げて以降、11位のトヨタ車体クインシーズが好調を保っている。２月12、13日のヴィクトリーナ姫路戦ではともに3-1で勝利。チーム効果率リーグトップ（10.1%）のサーブがこの日もさえ、大川愛海が両試合で２度のサービスエース。19日は１月29日（土）にストレート勝ちしたNECとの再戦となり、白星をあげてさらに波に乗りたい。

　10 位の姫路は、昨年12月4日（土）の久光スプリングス戦から、セットを奪いながらも6連敗。総得点2位（439点）のプラク,セレステの奮闘が目立つ中、サウスポーの田中咲希の調子が上向いてきた。2月12日のトヨタ車体戦では51.7%、13日の同戦ではチーム2位の45.9%と、高いアタック決定率でチームを牽引。19日のデンソー戦、20日の日立Astemo戦でも苦しむチームを救えるか。

　

　
　最下位のKUROBEアクアフェアリーズは、今週は1位のJT、5位の久光と対戦する。フルセットの末に勝利した、1月22日（土）の姫路戦以来の試合。アタック決定率5位タイ（46.9%）の道下ひなのらの多彩な攻撃で得点を重ね、上位チームからの白星獲得を目指す。



<前試合の振り返り>
デンソー vs JT　トヨタ車体 vs 姫路　岡山 vs 久光

＜2月13日現在の順位＞


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【コラム】V1女子今週の見どころ（2/12-2/13）