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V LEAGUE

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【V2男女】今週の見どころ(11/21-11/22)

コラム

2020.11.19

11/21-11/22見どころ/V2男子


きんでんは昨季上位勢を相手に今季初勝利を懸ける

2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 MENV2男子)は1121日(土)、22日(日)に須坂市会場、都城市会場にて計8試合が行われる。V2男子は先週末で全チームがリーグ戦をスタートさせた。なお、現時点で開幕から5連勝中のヴォレアス北海道と同じく4連勝中の富士通カワサキレッドスピリッツという無敗の2チームが序盤戦の首位争いを演じている。

 この上位2チームに対し、今週末の都城市会場で今季初勝利を懸けて挑むのは現在10位のきんでんトリニティーブリッツ。先週15日の兵庫デルフィーノ戦ではオポジットの岡本侑がチーム最多16得点、ミドルブロッカーの福井裕貴14得点と奮闘し、フルセットに持ち込んだものの、あと一歩及ばず。3試合を終えて未勝利だが、21日のヴォレアス戦、22日の富士通戦で勝ち星をあげることができれば、一気に弾みもつくだろう。

  



 その都城市会場では大同特殊鋼レッドスターがホームゲーム2連戦に臨む。先週末にチームにとってのシーズン開幕を迎えた大同特殊鋼は今季からベテランの平野晃多が監督を兼任。ブロック力に定評ある平野の手によって、これまで備えてきたスピードある攻撃に、ブロックを中心とした固い守備が加わるか、今季の注目点となっている。先週15日の富士通戦で初黒星を喫したが、今週末はさっそく21日に富士通とのリベンジマッチが待ち構える。前回対戦時の反省を生かしたいところだ。





 もう一つの須坂市会場は、長野GaRonsのホームゲームとして実施される。昨季は2勝18敗で最下位という悔しい成績に終わった長野GRだが、今季はここまで4試合を終えて2勝と、すでに昨季の勝ち星と並んだ。先週15日のヴォレアス戦も敗れたとはいえ、奪ったセットは33-31と最後まであきらめない姿勢を見せたもの。その勝負根性を今週末はホームで発揮し、勝ち星を伸ばして飛躍のシーズンへとつなげたい。

 須坂市会場では、先週末にシーズン開幕となった東京ヴェルディが、21日に今季V2初参戦のサフィルヴァ北海道と対戦する。東京Vは日程上、ほかのチームよりも4週遅れての開幕となったが、そのぶん、分析と対策にじっくりと時間を充てることができたはず。初戦は富士通に敗れたが、まずは今季初勝利といきたい。

 V2男子はいずれの試合もV.TVで視聴可能。目の前の1点に全集中してプレーする選手たちの熱き姿をお見逃しなく。



11/21-11/22見どころ/V2女子


昨季上位勢の直接対決。移籍選手と攻撃陣に注目

今週末は2会場で合計6試合が行われる。注目カードをピックアップしてみよう。まず21日(土)、浜松市会場では群馬銀行グリーンウイングスとGSS東京サンビームズという昨季の上位対決が行われる。このカードにおいて昨季は群馬銀行が勝ち越しているものの、3試合中2試合はフルセットで決着がついており、実力は拮抗している。そこに今季は群馬銀行からGSS東京に3選手が移籍。移籍した愛宕諒子伊藤きわ美土屋智菜美の3名ともがほとんどの試合に出場しており、即戦力となっている。しかしチーム成績は決して芳しくなく、2勝4敗で現在6位。サーブレシーブ成功率が54.8%で、チーム技術ランキング8位であることが、高い攻撃力を生かしきれていない要因の一つだと思われる。対する群馬銀行はサーブ効果率(12.3%)と、サーブレシーブ成功率(62.6%)それぞれでランキング1位。昨季スパイク賞を受賞した鈴木日葵も個人技術ランキングのアタック決定率(バックアタック含む)で現在1位(58.5%)、安福若菜も同ランキングで3位(43.1%)の好成績。こなした試合数が3つとまだ少ないため現在4位ではあるが、3勝0敗失セット0で、現在首位のルートインホテルズブリリアントアリーズにもストレートで勝利しており絶好調。移籍選手の古巣との直接対決が興味深い。

 
   





 現在2位のプレステージ・インターナショナルアランマーレはブレス浜松との対戦。首位のルートインともほとんど差はなく、チーム技術ランキング1位である1セット当たりのブロック決定本数3.12本は2位以下を大きく引き離している。対する浜松は、ルーキーの中野祐希が総得点1位(105点)に立つ活躍ぶり。水上真悠子も同ランキング2位(103点)、1セット当たりのアタック決定本数では4.41本で2位と、ネット際で絶好調だ。昨季最下位の悔しさを晴らすべく、今週末は上位チームに挑む。




 

 いまだ勝ち星のないフォレストリーヴズ熊本は、21日に千葉エンゼルクロスと対戦。6試合終えた時点で、サーブレシーブ成功率が最下位の47.8%と低迷していることが苦戦の要因と言えるだろう。新規参入チームとして、上位チームに挑戦する姿勢で、初白星をつかみたいところ。対する千葉も、消化した試合数に差はあるものの、これまで浜松からの1勝のみと苦しい試合が続いている。千葉にとっては今週末が今季初のホームゲーム。ファンからの応援を力に変えて、下位争いからの脱却を目指す。



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