3/9,3/12-3/13 見どころ/V1女子

※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

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再試合が多く設定され終盤に向け加速するV1女子

　2021-22V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN（V1女子）では２週続けて、予定されていた試合がすべて消化され、V・レギュラーラウンド終盤に向けた争いが加速しつつある。V・レギュラーラウンドで各チームが戦う33試合のうち、現在、最多ではトヨタ車体クインシーズが27試合を終了、最少のチームでも23試合は消化したという段階である。

　今週も３月９日（水）に再試合、NECレッドロケッツ（３位・17勝７敗）と埼玉上尾メディックス（５位・15勝８敗）の１戦がリモートマッチで行われる。V・ファイナルステージ進出圏内の３位を死守したいNECに対し、じりじりと順位を上げてきた埼玉上尾はホームの埼玉県立武道館（上尾市）で貴重な１勝をあげることができるだろうか。短いインターバルでの試合が続く中、NECの山内美咲主将は「一人一人が気持ちを切らさずやるために、全員が主役で全員が脇役、ということをテーマに置いている」とコメント。ハードなスケジュールでの戦い方も試される一戦となる。

　
　その後、週末には３会場で計11試合が行われる。12日（土）はブレックスアリーナ宇都宮（栃木県）で首位対決。JTマーヴェラス（１位・20勝４敗）と東レアローズ（２位・18勝5敗）が東レのホームで激突する。３連勝中の東レに対し、JTは先週末の５日（土）はNECにストレートで敗れており、翌日は勝利したものの、この頂上対戦でしっかりと女王健在を示しておきたいところ。西川有喜や和田由紀子ら若いアタッカーも含め、層みのあるチーム力をアウェーで発揮できるだろうか。

　

　また３位以内を目指すうえで、これ以上負けられないデンソーエアリービーズ（６位・15勝10敗）は、上位陣に３連敗したあと６日（日）のPFUブルーキャッツ戦で競り勝ち、連敗を脱出。次は12日にKUROBEアクアフェアリーズ（12位・３勝20敗）と、13日（日）はトヨタ車体クインシーズ（10位・６勝21敗）との連戦を迎える。ここで確実に白星を積み重ねたいところだが、KUROBEもホームで６連敗から脱出したい思いは強い。２月以降好調のトヨタ車体も、もはや計算の立つチームではなくなっていることから、やはり気の抜けない戦いが続きそうである。

　久光スプリングス（４位・16勝７敗）は埼玉上尾と、ヴィクトリーナ姫路（11位・５勝20敗）はNECと、それぞれ今週末は12日の１試合のみ。上位を相手にぜひとも勝ち星をつかみたい状況で、準備に集中できるチャンスを生かせるか、いずれの対戦からも目が離せない。

　

<前試合の振り返り>
久光 vs NEC　姫路 vs 岡山　東レ vs 日立Astemo　PFU vs デンソー　埼玉上尾 vs KUROBE　JT vs トヨタ車体

＜３月6日現在の順位＞


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【コラム】V1女子今週の見どころ（3/5-3/6）